写真は視点力!絵画は?動画は?
伝えることを目的とした時に、
どの媒体を選びますか?
こんばんは、yuki です。
絵画、写真、動画など「伝える」媒体って
いろいろありますよね
趣味として楽しいから!は一旦おいといて、
媒体の違いについて
受け手側からの視点で紐解いてみます
絵画は思考力、写真は視点力、動画はアピール力
もうタイトルに結論書いちゃってますが
昨今の世界情勢からここで取り上げるのが
適切かはわからないけど、
戦争という極端なシーンを例にあげます※ここでは比較対象に、絵画は、
リアルな被写体をモチーフに描かれているもの
写真は、変形や追加、消去など
レタッチやコラージュなどしていないもの
動画は、情報番組やSNSなど。とします
◇絵画
戦争の悲惨さを訴えたというピカソの「ゲルニカ」
“光と闇の対比、歪められた形態、
そして象徴的なモチーフが、
見る者に強烈なメッセージを訴えかけます。”
絵画は、
光を画家のセンスで捉えて描かれます
象徴的な意味合いとしての光、
時間とともに移ろう光
人々は、画家がどういう思いで
光を表現し、その絵を描いたのかなど、
画家の思いや背景を汲み取ろうとし、
絵を通じて、
画家視点でみようと思いを馳せます
著名であればあるほど顕著に、
展覧会では作者の生い立ちや、
時代背景までもがクローズアップされ、
どのように描かれたかなど
絵の解説がなされるまでに
私が小便器を上向きに置いて
サインをしてもただのいたずらだけど
マルセル・デュシャンだと
瞬く間に世間を席巻する芸術になるように、
アーティストの思考力が主体の媒体
といっても過言でないと思います
※伝えるための技術や惜しみない努力もあった上での話ね
◇写真
ジョー・ローゼンタールの
アメリカの勝利を象徴する「硫黄島の星条旗」
観る人にとって、
「なんて残酷な」と嘆く場合もあれば、
真逆に、
「あぁ終わったんだ」と安堵する場合もある
といったように、
両極端の見方になる時さえある
人々はその一瞬の情景から、
前後のストーリーをも想像する
どんな壮絶な戦いがあったのだろう?
どんな死を迎えた人がいるんだろう?
「アナタ」の感じ方で、
その前後までもを想像し、物語を生むもの
写真は、
撮ったそのものは
地球上のいつかのどこかの
切り取られた一瞬の光の情報で、
それは変えられない現実
時間の情報も内包した、
情報伝達ツールでもある
といえるのではないでしょうか
早朝にたなびく星条旗なのか、
夏の強い日差しなのか、
冬夜の淡い星空なのか
撮り手の視点は唯一無二で、
構図、現像、レタッチ、ボケなどの
テクニックを含め様々なアプローチで、
その情報に付加価値を加味できます
そうして、撮影者が
何かを伝えようとするメッセージ性や、
「今ここを撮らねば」という強烈な
パッションや使命感が垣間見えます
ものごとをどう捉えるのか、
撮り手の視点力が主体の媒体
といえそうです
◇動画
悲しいかな、今まさにテレビを点ければ
戦争という悲惨な状況がみれる現代…
動画は、
どのように時間(光)の経過を辿るのか、限定的。
刻一刻とかわる様子が、映像としてみてとれますね...
動画やテレビも
観る人が主体の媒体だけれど、
撮影者の意図というよりはむしろ、
記録的であり、そのものの具体性がより
鮮明に伝えられる切り取り方
が重要で、淡々と情報として放映されます
そして、
どう行動すべきか、私たちに道筋を示します
動画は
誰に向けてに発信するのか、など
企画力が問われる、
コンテンツに対するアピール力が問われる媒体
だといえそうですね
写真に似た絵は、写真を撮ればいいじゃん。
絵のような写真は、絵で描けばいいじゃん。
この論争に今宵、終止符が打たれましたね
☾
次回、
なんで写真で伝えたいのかについて考えてみます
ではまた、午後9時に(^_-)-
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