私的モノクローム大革命!“のっぺりした”写真からの脱却![モノクローム道]
モノクロームを制する者は、立体感を制する。
こんばんは、yukiです。
ま、当たり前っちゃ当たり前なんですけどね、
モノクローム(グレースケール)は
『形が織り成した光』を捉えている
わけなので
↓前話
んで、私の写真は、なんかのっぺりしてるんです。
適正露出だし、トーンカーブでカーブもつけてるのに
なんでぇ〜?と常に思っていました。
のっぺりというのは、
立体感や奥行感がないのと同義なワケなので、
じゃあ
形をみてやろう
と、
カラー画像をモノクロ(グレースケール)にしてみたら...
色で惑わされていたものがみえてきた!
↓作例をみてみましょう↓
「夕陽に照らされて、彼岸花が浮かび上がっている」
という画にしたかった作例です。
それを一旦モノクロにしてみます↓
なんじゃこれ?????
彼岸花に団子でものっているんかい???
あまりに明暗が不可解なことになっていますね。
夕陽だけが明るくて、あとは何が何だか分からない。
それを↓のように光を調整しました。
葉のもしゃもしゃにメリハリついて奥行がでて、
夕陽の溶け込み具合もよくなりました。
それをリアラエースにあてると↓
※リアラエースとは、
fujifilmのフィルムシミュレーションです。
ふたつを並べてみると、一目瞭然です↓
夕陽という強烈な個性に引っ張られた画が、
彼岸花が主役の画に変わりました。
※厳密にいうとモノクロとリアラエースでは
光の硬さなどが異なるので同じ諧調にはならない。
モノクロでの明暗は見当値でしかないことは
留意しつつ、それを加味した調整が必要です。
というように、
何を魅せたいのか、が明白になるんです。
私の場合、
光のグラデーションが足りなかった。
特に中間域!
どんなに露光や白レベルをあげてふんわりさせようとも、
逆に黒レベルを引き下げてコントラストを強めても、
中間の階調をぶっ壊してたんじゃあ、
そりゃ白黒はっきりの平面的な画にしかならんって
ことやね。
逆にいえば、
階調がしっかりあれば
明るくしようが暗くしようが立体感が得られ、
奥行きや深みがでる?!
ってことーーーッよね。
現像で悪くしちゃってた...ピェン
遠回りだけど気付けてよかったぁ(涙目)
そ・こ・で、
はじめからモノクロで光を捉えようと
モノクロの設定でファインダーを覗くと、
そこは光と影のグラデーションしか映らないので、
形や浮かび上がってくるんです。
光と影のバランスもよくみえる
よよよ、、、良いっ
カラーでファインダーを覗いていたときと
明らかに違うアプローチです。
・・・・・・・・・・
でも、あとから見直してみると...
感動した色もやっぱり収めたい…
という欲も当然でてくる。
(現像すれば色はでてくるけど、
どんな色に感動したのかを記録しておきたい)
あ!
フィルムシミュレーションのブラケット撮影
すればいいじゃん!
と思って設定...
モノクロ、リアラエース、クラシックネガを選んで
撮ってみると、
ファインダーでみる画はリアラエースになるんよ。
どんな順番にしても...ッッ
モノクロでファインダーを覗きたいのに、
リアラエースになるんだったら意味がないのぉ
なんとかしてください、富士フイルムさん…
どうしよっかなぁ~ってときに、
あ、そういえば!とずっ~~~と頭の片隅にあった
↓↓↓
この動画を参考にして
かなりアンダーにして撮ってみることに。
※おことわり※
写真の上達テクニックなどの方法論の動画をみても
実践に繋げられないことが多いと感じているし、
もとより私は問題に対して、
考察P→検証D→言語化C→改善Aというように、
PDCAを実行し自らの経験則からの上達を試みていて、他の思考に引っ張られたくないのもあって
極力テクニック関連をみるのを避けています。
ただ、この動画はタイトルに惹かれました!
モノクロをどう解釈していいか分からない私にとって、そのアプローチが大変参考になりました。
よよよ、、、良いっっ!
色も認識できるくらいのアンダーが私的には
ちょうどいい。大体-1〜-2の間にすることが多い。
この方法は特に、
シルエット画を目指す方に有効だと思われます。
明暗差がないところや、逆にありすぎるところは、
この方法は厳しい。
室内とか、曇りの日、とか逆光とか。
それでもなんとか光を捉えられないかと
カメラをあちこち左右前後に振ってみたりする。
そのプロセスが大事なんじゃないかと思う。
撮影時に明暗のバランスをみて、
現像では光のグラデーションの偏りをみて、
主役の魅せ方や、
画の奥行きを確認する
時間はかかるけど当面このやり方になりそうです。
これから現像もいろいろ試してみます。
またの続報をお楽しみに!
いずれまた午後9時に~!
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