現代社会と栄養の話

 みなさんどうも、こんにちは。まずは簡単な自己紹介をしようと思います。私は、株式会社Galileoという会社でマーケティングを担当している小粥というものです。ついでに、学生でもあります。京都大学の医学部で医学生をする傍ら、京大体育会のラグビー部でウイングをしていました。現在は医師資格を目指しながら聞きかじった医療知識をどこかで還元できたらと思い、活動をしています。


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 株式会社Gallileoは、栄養食品を開発、販売する会社です。なぜこんな活動をしているかというと、ラグビーにおける体作りと栄養学の勉強をするうちに、現状身近で手に入るもので体を作っていくためには、金銭的に無尽蔵の余裕があるのであればちゃんとしたものが食べられるのですが、ラグビー部は貧乏学生の集まりでとにかくプロテインを飲むとか米飯をとんでもない量食べるといった非常に健康に良くない食事をしていました。

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 これは、その最悪の例で米飯760g程度にカレーをかけて食べた時の写真です。自分で写真を撮ったのにコラ画像かと思いました。冗談ではなく毎練習後にこれを食べていました。ラグビーのポジションの話ですが、大まかに走る人とデカイ人が分かれていて、走る人はバックス、デカイ人々はフォワードと呼ばれます。私はその走る側の人間で、それでも体を維持するためにはこれくらい食べないといけませんでした。こんなことを言うと、お前はやったことないだろと怒られるのですが、京大の誇る巨漢たちは100kg越えの選手もいますので、彼らの涙ぐましい増量の日々は想像だに苦しい思いがあります。

 そこで、ここに問題を見出したのがラグビー部の先輩で一緒に会社をしている西谷です。彼は生物学専攻で、詳しくは知らないのですが、生物の発生に関わる研究をされていました。ラグビー部OBとして、現役選手にはちゃんとした栄養をとってほしい、でもお金がないのはわかっている。このジレンマを解決するため、どうしようかと思案したところ、ちょうど良いものがないならつくってしまえばいいということで起業、現在鋭意商品開発に勤しんでいます。私も彼の思いに共感し、わずかな医学知識とよく動く手を使ってなんとか形にしたいなと思って協力しています。

 さて、このnoteですが、当然マーケティングのために書いているので商品の宣伝を書いていくことになります。開発経緯こそ上の通りですが、特別ラグビーをする人向けと言うわけではなく、広く一般の人に食べてもらえるものです。細かい商品の説明はまたいずれになりますが、大変自信を持って良いものができたと感じているので、是非皆様に食べていただきたいです。ただ、商品の紹介だけでは面白くないので、興味を持ってもらえるよう、私が勉強した栄養についてやその他のことを書いていきたいと思っています。全部無料で公開するので商品に興味がなくても読んで欲しいです。大変ためになります。

 第一回はズバリ栄養の話です。現代における栄養の位置付けを自分なりに咀嚼してみました。感想なんか聞かせてもらえると大変嬉しいです。

 人間は従属栄養生物であり、外部から栄養を取り入れない限り生存ができません。外部のものを取り入れると言うことは、当然リスクを伴うことであるので、人類は長い歴史をかけてあるいは調理方法を、またあるいは保存方法を工夫して、感染症や中毒から身を守ってきました。今我々が安心して食べている(もしくは、安心して食べられると思っている)ものは、先人が幾度となく感染症や中毒になって積み上げてきた経験知の上に成り立っているのです。

 本来であれば、先人が長い年月をかけて作ってきたものをありがたく食べていれば、食生活は滞りなく行えるはずでありました。従来の三食で栄養を摂取していく方法です。日本には「一汁三菜」なんていうわかりやすいスローガンまでこさえていただいてありがたい限りです。ところが、人間のライフスタイルはめくるめく産業の革命によって歴史を積み上げていく暇もないようなスピードを与えられ、変化を余儀なくされています。

 殊更の問題として、2021年1月現在、世界は未曾有のウイルス禍に見舞われています。私個人の考えとしては、コロナ後世界などというものはやってこず、人類の側が屈する形でパラダイムシフトを起こしていかなくてはならないだろうと思っています。しかしながらこれは必ずしもネガティブなことではなく、かなり好意的に捉えられる部分もあります。実際、今まで無駄に対面でしていたことの大半が遠隔地でできるようになり、効率が上がった界隈もあるのではないでしょうか。それを踏まえた上で、人類はまたとてつもないスピードを与えられ、変化をして対応しているのであります。

 食生活においても同じこと、人間には現在32種類の栄養が必要とされています。しかし、あまりにも忙しい現代人には、もはや従来の栄養摂取方法は難しく、現在のスタイルは壊して再構築する機会があったほうがよいと感じます。このnoteの目標はこの32種についてを周知していただき、過多になったり不足した時にどのような悪影響があるのかを知ってもらうことと、新たな食のスタイルを提案することで、その機会をたくさんの人に与えたいという思いであり、初回にこの話をしたためました。


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