【タスク】期限のないものは他の予定に横入りされてしまう
「もう少し落ち着いたら・・・」
以前わたしがよく頭の中まわしていた言い訳である。その他にも「もう少し暖かくなったら」「もう少し涼しくなったら」の季節系先延ばしバージョンもあった。
まあ内容は何であれ、上記の言い訳を述べている時点で状況を変えようという気がないのがわかる。
だが、最近でも思わず「もう少し・・・」と言い訳を考えそうになった自分がいたことに驚いた。年末あたりからの2ヶ月というもの、仕事に私生活、その他の活動においてやるべきことがゾンビのごとく湧いてくるのである。
処理しても処理しても終わらないタスクや用事に、本当に手を付けるべき物事が放置されているという現状だ。
日々のタスクはリマインダーを設定し、毎日のようにバッサバッサと成敗する。いわゆる第一領域という部類だが、本心では「はやく第二領域に辿り着きたい!」と願っているのだ。
第一領域とは緊急かつ重要なタスクのことであり、締め切りなどの期限付きのものが多い。ゆえに優先度高く処理していく必要があるのだが、そればかりに対応してれば一向に体はラクにならない。
本当は現状の問題もふまえ、第二領域という緊急ではないが重要なタスクにこそ現状を好転させるポイントがあり、緊急性がないゆえに後回しになりがちだが重要度はこちらの方が上だと感じている。
感覚的には第一領域をこなし、だんだん第二領域が目の前に近づいてくるが、横入り的にさまざまな第一領域が舞い込んでお預けを喰らう、といったところか。
方法として、第二領域にも期限を設けてしまったり、誰かを巻き込んでしまったりという手段もある。横入りにさらに横入りで応戦するということだが、ここまでくると何がしたいのやらわかならなくなる。
最近は本当にわからなくなるような感覚で頭の中が飽和状態。
整理するためにもとにかくまとまった時間が欲しい。忙しいのは結構だが、その忙しさの内容を整理してコントロールせねば、ただ忙しいという何の生産性もない毎日を送るだけだ。
この調子だとすぐにゴールデンウイークをむかえ、気がついたら夏休み。そして状況が変わらぬまま年末の背中を追うことになってしまう。ここらで無理にでも時間を天引きして軌道修正が必要。
もう少しスマートで余裕を持った大人な時間の使い方をしたい、と思ったアラフィフである。