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【年始め】決意も新たに1年をデザインする

新しく迎えた年からゆるんだネジを締め直す。正月気分とは無縁の決意を固める、という話

ここ数年大晦日を年をまたぐことなく寝落ちする。

昨日も11時頃までは記憶にあるが結局新年を迎える前に夢の中であった。普段の就寝時間が10時前後であるのと、歳のせいか夜更かしが苦手になってしまったゆえ、その分元旦から早朝に起きこのnoteを書いている。

昨日仕事仲間からの突然の電話により、同業者の方の訃報を知った。

年始早々重い内容の投稿になるが、その方とは10年以上の知り合いであり、ここ数年商売の方がうまくいかず悩んでいた様子は度々耳にしていた。そのストレスから体調を崩し、50歳手前で亡くなってしまったのだ。

あまりに早い旅立ちと、何とかできなかったものかという無力感とで昨日は一日モヤモヤとした気分で過ごしていた。

このnoteを始めたきっかけもそうした商売に悩んでいる経営者に少しでも有益な情報や視点をお渡しできないか、という少々偉そうな理由からスタートしたのであった。

そして日課にしている早朝ワークの金曜日は「第二事業」としているのだが、本業の建設業以外に苦境に立たされた零細企業経営者のために役に立つ「何か」を事業化するという名目で時間を割いている。

私の覚悟が足りないせいか、去年は模索ばかりで終わってしまったが、今年は小さな一歩としてでも行動に移すよう考えていた。その矢先の訃報である。本業がそこそこの成果を推移していることであまり焦らず考えていたが、この件で完全に前に進める覚悟が決まった。

早朝ワークの時間割りも増やすことにし、より一層実行に移す姿勢を前のめり気味にシフトチェンジしたのであるが、この一年を実りあるものにできるかは私の行動次第である。

私が経営を引き継いだ当初は、課題に対する情報収集をしようにも巷にあふれているのは、ある程度の規模の会社による事業再生のものばかり。参考になったものもあったが、正直小規模な会社にとってのノウハウは乏しいように感じた。

むしろ市場では弱者である小規模事業者にこそ回復するための手立てが必要であると考えている。

その具体策とは何か、未だ明確にはなっていないが私には暗いトンネルを走ってきた経験があることから、きっとかたちにできると自負しているのだ。

数年前の私同様、止まない雨に心身ともに憔悴している零細企業経営者が力を取り戻すために、これからの時間を投下してみようと思う。

明確な使命感がミッションを進める駆動力になる