お盆休みまでのラストスパート、仕事モードはまだ切っちゃダメよ
今日から8月、今年は梅雨らしい時期がほとんどなく6月から猛暑日を連発していたこともあり、すでに残暑モードな感じであるが、本格的な夏はこれからである。
暑さが苦手で夏嫌いの私からすれば、まだ8月か・・・と泣きたくなる心境だが、それでもあと10日ほどでお盆休みへ突入することもあり、連休前のもうひと踏ん張りということで気合いを入れ直している。
とはいえ、今年もコロナの影響から旅行などの遠出を予定はない。それどころか昨日の投稿でも記事にした通り、引っ越しを目前に控えている我が家にのんびりするヒマなどありはしないのだ。
そんな仕事ばりにハードな予定しか控えていないが、それでもやはり連休前には気もゆるみがちであり、そこに落とし穴がある。
数日前からバカンスモードに頭が切り替わってしまっているところに割り込んでくるヤバめの仕事や、クレーム仕事、はたまたホームラン級の案件の相談など、気を入れている状態ならなんなく対応できることも戦闘意識がどこか欠けている状態では処理できるものもできないのだ。
早朝や深夜に奇襲攻撃を喰らうくらい丸腰である。しかも意識は完全にオフっているのであれば結果はボコボコだろう。
実際に以前、私の場合年末年始の休み前に1年の仕事もあらかた片付き、まだ数日残っているにもかかわらず、1週間ハワイで過ごすという一昔前の芸能人か、と突っ込みたくなるような予定に気持ちが引っ張られてしまい、完全にガードを下げて惰性で残りの時間をやり過ごしていたところ、一本の電話が鳴ったのだ。
「マンションの電気の一部がつかない」
前の日に行った工事物件であるマンションのオーナーからの電話であった。詳しく聞くと前夜から電気系統の一部が作動しておらず、外灯のほか、テレビ、オートロックと影響が出ていた。住人からオーナーのところへどうにかしろ!と朝から電話が殺到していたのだ。
自動ドアの改修工事を行った際に、天井裏の配線を鍵屋がいじったことでショートさせてしまっていたのだが、その原因にいきつくまでかなりの時間を要してしまった。戦闘態勢を維持していればもう少しフットワーク軽く初動に移せていたのかもしれないが、頭の中は完全にトロピカルである。現実とのギャップにこちらの頭がショートしそうであった。
関わった業者を総動員し、夜通し対応してなんとか復旧できたのだが、その疲れを引きずったまま乗り込んだハワイではおかしなテンションだったのを憶えている。
この話は極端ではあるが、休みに突入していない時期や、休み明けは当たり前だが休日ではない。普段通りのパフォーマンスを求められるため、自身で勝手にモードを切替えない方がいい。
この経験から連休前には緊張感が高まってしまうトラウマ持ちの私である。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?