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【すべり込みセーフ】師走が顔をのぞかせる中、頭はすでに来年モード

年に最低一度は確保したい「一人で考える時間」。できればそれは整った環境で贅沢に実行するのがいい、という話

ここ数日、訪れる現場で挨拶のように言われるのが「年内にできる?」というお願い。

11月も下旬となり、工事のスケジュールも商品の納期もあと数日後にはリミットとなる。ゆえに、今はギリギリなんとかなるかもしれないボーダーなのだ。

がしかし、毎年反省をしているが年末ギリギリまで仕事でいっぱいにしてしまうと最後の方はミスを起こした際にリカバリーが効かない。何とかしようにもメーカーや仕入先が年末年始の休みに入るため、どうにもならないのだ。

以前、大みそかに工事をしたオートロック式の自動ドアが、その日の夜に不具合を起こしてしまい、対応しようにもどこも電話がつながらず半べそをかいた経験がある。

それからというのもの年末はなるべく余裕をもって仕事を切り上げることにして、ご迷惑をおかけしないよう心掛けているのだ。

ということで、あと数日で今年の大まかな仕事が確定される。スケジュールが決まればあとはこなしていくだけとなる。気持ちにも余裕ができるせいか、私は先延ばしにしていた一人合宿について考えていた。

10月頃、考えていることをまとめるために恒例の一人合宿を企画していた。ホテルに1日閉じこもり、あれこれ考えるのだが、常宿が未だコロナ患者受け入れのため開放されていない。

であれば、最寄りのホテル(自宅から車で10分)でもかまうまい、ということで予約を入れた。

厳密にいえば一人合宿にはいくつかのポイントがある。部屋の環境が成果を左右するとあって本当は吟味したホテルを選びたかったのだが、今回は自宅よりはマシだろうということで実行すること自体を優先させた。

自宅の書斎でもある程度のことは可能だが、やはり気持ちが締まらないのと、家族の気配や話し声で萎えてしまうのだ。やるなら誘惑の少ないホテルの部屋に缶詰めになり、集中して一気に仕上げるのがいい。

たかだか数時間の話だが、日常生活の中で誰にも邪魔されず、家事やその他の所用もすべて省いた純粋な時間を確保するのはいがいとむずかしい。

意識して日常から自分を引き剥がさなければ考え事にも不純物が混じり、まとまった思索などできないことにやってみると気がつくのだ。

今回の合宿のテーマは「来年から着手する8年後の未来」ということで考えがまとまればいいのだが、側面として数年前に設定した目標の更新という意味合いも含まれている。

今年1年を振り返っても状況や環境はずいぶんと変わった。これからの事を考えるにあたって、心境にも変化が表れている。

有意義な合宿になればいいが、心配なのは外部の音が気にならない程度であることだが、そればかりは泊まってみなければわからない。

 1人で考える時間を設ける。できるなら数時間のまとまった時間を最適な環境で


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