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【やれやれ】表面の忙しさにダマされない、成果主義であれ!

詰め込んだスケジュールから、忙しい現状に満足しない。重要なのはその時間配分に対して成果が出ているかどうか、という話

自分自身に発破をかけたタイトルである。

どういうことかといえば、顧問税理士が月例訪問をした昨日のことである。先月の集計を終えて一言「社長、先月はお引っ越しで忙しかったですもんね」と声をかけてきた。

要は、売上げがイマイチであったということを、引っ越し作業のせいにしてくれているということである。

確かに先月から今月にかけてバタバタと体は忙しく、仕事の他に私用による時間の制限はあった。感覚的には繁忙期のような忙しさを体感していたが、その実態といえば半分近くは私用であったことは否めない。

問題なの半分近くも私用に時間が割けてしまっていた状態にある。

仕事で忙しい中何とか捻出した時間、というわけではなかったことがダメなのだ。

それでも質の高い仕組みにより、安定的に利益が確保できていれば良いのだが、今の弊社のビジネスモデルでは動きを止めたが最後、比例して利益は目減りしていく。

そもそも100%の労働集約型がビジネスモデルとして脆弱なのだが、その労働集約型ですらここ最近は不安定な数字ばかり叩き出している。

売上げを底上げする施策は講じているが、思うような成果が出ずに焦りも感じている。先月のような私用に半分近くの時間を費やす時期は過ぎたのだ、確保できる時間は再び改善のために投下することで再浮上を狙わなければならない。

頭ではわかっているが、忙しさで心地よい疲労感を味わうと一見事業がうまく回っていると錯覚してしまう。1ヶ月間の忙しさの内訳を確認し、成果へつながる行動を重視しないことには数字は改善されない。

いくら頑張ったポーズをとっても顧客に価値提供がなされていなければ収益は上がらないのだ。極論をいえば1ヶ月ヒマにしていても価値提供さえできていれば収益が上がる不労所得のような状態を構築するのが理想だ。

今の事業ではさすがに不労所得にシフトするのはむずかしいだろうが、それでも工夫次第で最小限の労力で最大の成果を得ることは可能だと思う。

ここ1年程度の私に関してはその辺の工夫に対する意識も薄れ、もはや気持ちがダレている状態がずっと続いている。以前のように崖っぷちからは脱したものの理想の成果までは程遠い。

しかしながら喉元過ぎれば熱さを忘れるではないが、危険な領域をひとたび回避したらまた昔のような怠惰な自分が顔をのぞかせている情けない有様なのだ。

成果が出ていないと認めたなら、あとは成果が出るように行動するのみなのである。以前とはモチベーションを保つための理由は違うが、やはりまだまだ腰を降ろすには何もかもが足りないということだけは変わらない。

表面的な忙しさを言い訳にしている場合ではなく、時間の内訳を精査して確実な成果を出せるように邁進する所存である。

「忙しい」は必ずしも安心材料にはならない。「忙しい」の内訳を確認するべし