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金沢の若手人事が「 社員の教育・育成」の本音を語る【若手人事交流会vol.3】イベントレポート

こんにちは!
「金沢の人事部」です。

2023年1月27日(金)に 金沢の若手人事が集まり、本音で語り合う【若手人事交流会】を開催しました。

第3回目の開催となる今回のテーマは「社員の教育・育成

同じ地域、同じ世代、同じ人事として日々奮闘している同志だからこそ、共感できることや解決し合えることがあるはず!
活動を通じて企業間を越えたつながりが生まれて欲しい!
そんな思いで開催しているイベントです。

このnoteでは、若手人事交流会とはどういった内容なのか、どのような流れで開催されているのか、イベント当日の写真ベースでお伝えしていきます。

「金沢の人事部」とは

金沢の人事部は、企業・専門家・行政が
組織の枠を超えてつながり共に考えることで
解決策や成果を生み出す
人事ネットワークです。

「学生・若者」と「地域・企業」を
繋ぐことを専門にした
石川県で唯一のコーディネート機関である
株式会社ガクトラボが運営しております。

https://kanazawa-jinji.gakutolab.co.jp/

イベント概要

日時:2023年1月27日(金) 14:30~16:30
場所:しいのき迎賓館
対象:人事領域に関わる企業の経営者や人事担当者
内容:他社事例から学ぶ「社員の教育・育成」
ワークショップ定員:10名程度
主催:株式会社ガクトラボ
後援:金沢市
※経済産業省 令和4年度「中小企業経営支援等対策費補助金」採択事業です。

イベントの目的

若手人事交流会がスタート!

はじめに、会場全体のファシリテーターたいきさんから、イベントの開催目的や本日のゴールについてお話しました。

イベントの次の日が奥様の誕生日で、プレゼント準備できておらず焦り気味のたいきさん。

今回は「社員の教育・育成」をテーマに

・お互いが抱える悩みを共有できている
・悩みを解決する打ち手や兆しが見えている

上記をゴールとして、ワークに取り組みます!

アイスブレイク

この日はあいにくの大雪でキャンセルもありましたが、5名の人事担当者の方々にお集まりいただきました。

まずは自己紹介から始めていきます。

第3回ともなると見知った間柄も

自己紹介は以下の4項目。

「所属・名前」
「担当業務」
「今日求めていること」
「最近の私の成長」

これらを紙に書いて発表していきます。

習慣づくりのキーワードは「アンカー」
ポケモンって今1015種いるらしい

特に「最近の私の成長」はその人その人のカラーがあらわれていました。
お互いのことを知りつつ、楽しい雰囲気で場がほぐれていきます!


ワークショップ① 悩み、関心事の共有

ここからが本題!

まずは社員の教育・育成に関して抱えている現在の悩みや
他の参加者に聞いてみたいことを場に出していきます。

その上で、この交流会で一緒に深めたいテーマについて検討します。

STEP1:【個人ワーク】ポストイットに思いつくまま書き出す
STEP2:【全体共有】1アイデアずつ時計回りに発表する
※同じアイデアの場合は、「私も!」と乗っかりましょう!

まずは5分間の個人ワークで書き出していく
どんどん出てくる

悩み、関心事を共有し、似たテーマごとにグルーピングしていきます。

身を乗り出してグループ分けを進めていく
ペタペタ

・新人、マネージャー層の育成方法
・フィードバックの頻度はどうしてる?
・社員と新入社員の交流を深める企画
・研修の評価、実効性の検証
・オンラインとオフラインをどのように使い分けてる?

思い思いの悩みを場に出してグルーピングした結果、
「面接・フィードバック」「研修」「エンゲージメント」「採用」
大きくはこの4つのカテゴリーに分類できました。

他の人の悩みに対してみなさん頷きならが聞いていて、
会社の規模や業界の違いはあれど、
悩みの本質としては近い部分があるように感じられました。


ワークショップ② グループ座談会

ここからは!
ワークショップ①で多くの意見が集まった
「エンゲージメント」「研修」
この2テーマに絞り、グループに分かれて座談会を行います。

ご自身の関心がより高い方のテーマを選んでいただきました。

グループに分かれてからはテーマについて対話をしながら、
・会社に持ち帰ってできそうなこと
・今日の繋がりでできそうなこと
について考えていきます。

ここからの進め方はグループのカラーが出ていました。

すぐさまディスカッションスタート「エンゲージメント」グループ

最初は個人で考える時間をと思ったのですが、
「エンゲージメント」グループはすぐさまディスカッションスタート!

「社員のエンゲージを高めるためには」という問いについて早速それぞれが意見を出し合います。

自社での取り組みについて書き出していく「研修」グループ

一方で、他社事例について興味がある「研修」グループは、
自社での研修に関する取り組み、聞きたいことについて書き出してグループでシェアする形式で進めていきます。

グループ座談会中の3つのポイント

進め方は違えど、
ワークショップ中は3つのポイントは守って取り組んでいきます。

1.この場を楽しもう。ユーモアも大事に。
2.どんな意見もチームで歓迎する。
3.アイデアを合体させて膨らませる。

別グループの話し合った内容にも興味津々👀

出てきたアイデアや話し合った内容は模造紙にまとめていきます。
最後にはそれぞれのグループで話した内容を全体にシェアも行います。

「エンゲージメント」グループでは、
「社員のエンゲージを高めるためには」という問いに対して、
自身の強みを周囲に認めてもらうことが重要であると考えました。

そのためには、
自身の強みを自分が理解する「自己理解」
相手の強みを感じ取れる「他者理解」
この両側面がアプローチする必要がありそう。

実際に取り組んでいることやアイデアとしては
以下のようなものが挙げられました。

キングダム診断
EG
・取扱説明書の作成

また、他者理解の場となるとワークショップ①で挙がったテーマの1つである「面接・フィードバック」も密接な関係がありそうという気づきも。

交流会を振り返り、感想をシェアしてイベントは終了!

本日のゴール

・お互いが抱える悩みを共有できている
・悩みを解決する打ち手や兆しが見えている

この2点をゴールに交流会を進めてきました。

<アンケートより>

新しい交流の輪を広めながら課題解決についてアイデアをいくつか知ることができた。

他社様の事例など、落とし込んでみたい事例がありました。

自社に持ち帰りたいと思えるようなアイデアやヒントが得られたようです。

次回の交流会に向けたご意見もいただきました。

・今回のようにテーマがあらかじめ大まかに決まっているのは良いと思いました!
・議論する時間が少なかったため、全体時間がもっと時間が長くても良いと思いました。

テーマを事前に決定していたこともあり、テーマに対して関心高く、熱量のある人たちにご参加いただくことができました。

それだけに話したいことも多いと思うので、
消化不良にならないようにしっかりと対話できる時間を確保するというのは今後改善していきたいところです。

交流会から時間が経過して
持ち帰っていただいたアイデアが機能したのか、
それともうまく落とし込むことができなかったのか、
気になります。

1回きりの場だけではなく、繰り返し交流できる場をつくっていくことで課題の解決に近づけるのではないかと改めて気づきました。

ご参加いただいた若手人事のみなさま、本当にありがとうございました!
次回交流会もぜひともご参加ください!

おなじみ人事の「人」ポーズ!

まとめ

人事領域に携わる方は、地域企業の"人の力"を引き出す存在。

「金沢の人事部」では、地域企業の人事担当者さんの原動力となる場をつくるべく、様々な企画や情報発信を今後も行なっていきます。

ご興味をお持ちいただけましたら、お気軽にお問い合わせください!
活用方法についてご案内後、LINEからご参加いただけます。

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「金沢の人事部」では、スポットでの交流会開催だけではなく、その後も継続して交流し、学びを共有できるオンライン人事コミュニティも運営しております。

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