わたしのガクトラボ奮闘記 〜6か月のインターンで得られたもの〜
こんにちはー!
就活、悩んでますか〜??
\\めっちゃ不安ー!!//
\\何したらいいかわからーん!!//
わかるー!
だって社会人って、なんだか難しそう!
難解な言葉を操り、月から金まで毎日出勤、上司と部下に悩まされ、定年まで仕事とお付き合い!(勝手なイメージ)
毎日が不規則で、自分が好きに使える時間が多い大学生とは全然違う。
ただ就職が一生を左右する大事な選択なのはわかるけど、このままただ大学に通って何となく時間が過ぎるだけ。
このまま限られた情報だけで進路を決めるの、リスクが大きすぎでは??🥵
私がインターンを始めたのはこんな不安から。
自分の世間知らずを自覚していたので、社会人の体験として長期のインターンを選びました。
あと、正直まわりがまだ取り組んでない中、就活を早めに始めるってなんかかっこよかったから。
この記事は、そんな私がガクトラボの企業「営業」として奮闘した4か月間の記録を綴りました。ガクトラボでインターンするか悩んでいるそこのあなた、ぜひ参考にしてみてね!
自己紹介
…ということで軽く自己紹介。
申し遅れました、2023年8月から6か月半ガクトラボでインターンをしていました、はるちゃんと申します🌸
金沢大学法学類2年生、就活が不安すぎていてもたってもいられなくなった系大学生。
不安が高じて、2年生の前期にキャリアプランを考える講義を取ったところ、講師をしていたガクトラボの広瀬さんに出会い、ここにいます。
業務を始める前に
それでは早速インターンの業務紹介に入っていきます。
まず、最初にしたことは「目標・目的設定」
ガクトラボのインターンは、インターン生が取り組む業務の自由度が高いことから、インターン生の目的設定、目的達成度の確認、振り返りも必ず行います。
とりあえず社会人になったことないから、体験してみるか!
ということで飛び込んだインターンでしたが、
自分が今後どのように生きたいか?
というところまで立ち返りました。
先輩インターン生だったうっちーさんに、
「就職活動がなんで怖いの?」「どんな大人をかっこいいと思う?」
と質問攻めされた結果、自分の中で渦巻いていた漠然とした就職への不安が
早めに就活を始めて選択肢を多くしたい
それぞれの選択肢をよく知って選べる状態でいたい
金銭的にも精神的にも自立したい
に細分化されました。
(この時うっちーさんに「要は人生詰みたくない、やりたくないことはやりたくないってことね」と超ストレートに言われたのを覚えています。図星過ぎてぐうの音も出ませんでした!!!)
じゃあ、そのためにガクトラボで何をするか?ということで
目的①:まずは選択肢を増やす・知る、自分の価値観を知る、社会人を知って就活に対する恐怖感をなくす
→やったことがないこと(営業)をしてみる、様々な企業の方と直接関わってみる
目的②:やりきったといえる経験を得て自分に自信を持つ
→マドゴシの企業営業に、継続的に最後まで関わる
に決まりました。
ここで決めた目標をもとに、毎月振り返りをしていくことになります🔥
インターン業務
目標が決まったところで、ついに営業インターン業務が始まります。
私が関わったのは、ガクトラボが開催するオンライン合同説明会「マドゴシフェア」の企業営業。企業様に営業をかけて参加企業を集める役割で、架電、商談、伴走が主な業務でした。
①架電
最初の業務は架電。北陸の企業についてリサーチし、企業の人事の方に電話をしてマドゴシの営業をする機会(商談)を作りに行きます。
最初の業務でやる気いっぱい!
勇んで始めたはいいものの、なんと実際の架電に入る前の、架電ロープレテスト合格までに2か月かかりました!
ガクトラボの最遅記録を更新した自信があります🥹🥹
理由は柔軟性がないこと。そもそも電話が苦手!メンタル豆腐!断られて当たり前の営業電話なんて怖くてたまりません。
わからない質問が来たらどうしよう!怒らせたらどうしよう!と、実践練習を敬遠し、ひたすら情報収集ばかりしていました。
さらに夏休みだったのでリゾートバイトも入れており、リゾートバイト先の広島で泣きながら架電の練習をしたのを覚えています。
転機は「わからない質問が来たら、商談でお話します。とフックにしたらいいよ」という言葉をいただいたこと。
練習相手をしていただいていたサポーターさん(企業営業のインターン生の補助をしていただいている方)からの言葉でした。
とにかくやみくもに聞かれたことに答えればいいわけじゃない、架電の目的は「商談の機会を得ること」とここで気がつきました。
無事テストに合格した後はとにかく数をこなし、締め日までの残り1か月弱で約30~40件架電し、5,6件ほど商談につなぐことができました。
たくさんの企業様の受付や担当者の方とお話しさせていただき、社会人の判断軸が実感として感じられるとともに、言葉遣いも鍛えられ、数をこなすうちにメンタルも強くなりました。
②商談
次の業務は商談。架電で承諾してくれた企業様に、マドゴシの説明を通して参加を検討していただく業務です。
具体的には、サポーターの方とインターン生、企業の方と対面・オンラインで1時間ほどお話します。定番の流れとして、前半30分に企業様の採用状況や人事構成をヒアリング、後半30分でマドゴシや他のサービスの説明を行います。
そして、ここが私の次の躓きポイント!😭😭
ヒアリングと言っても、質問に対してランダムに返ってくる答えにどう答えたらいいかわからない!融通が利かない私の弱み、ど真ん中でした!
例えば「近年の採用活動の課題は?」という質問に「なかなか多くの学生に知ってもらう機会がない」と返ってきたとします。
「マドゴシは小~中規模のイベントで、参加者数も大手のイベントと比べたら劣ってしまいます。残念ながらお力になれませんね」などとは口が裂けても言えません。口ごもる私。
対してサポーターの方は、
「マドゴシでは、最初に全学生に対してプレゼンをします(大手の合同企業説明会にはない)。より多くの学生に直接興味を持ってもらう機会をつくれて、有名でない企業にも有利なんです。」
「さらにマドゴシは小~中規模な分、ブース交流会では少人数で深い話ができます。広く浅くではなく、広くアプローチし、深く学生と接触することができるんです。」
と切り返します。
「学生と接する機会を増やしたい」のは、「多くの学生に会社に興味を持ってもらいたい」からであり、かならずしもイベントの参加人数が多いことを必要としません。
質問の意図を図り、視点を変え、自社サービスの強みのアピールに繋げる。
またまた「目的」と「手段」の複雑な関係を目の当たりにした機会でした。
結局最後まで一人で商談を進めたり、参加企業を獲得したりすることは出来ませんでしたが、確実に大切な気づきを得た営業でした。
③伴走
最後の業務は伴走です。マドゴシへの参加が決まった企業様と共に、3週間から1か月かけて、企業説明のプレゼンをブラッシュアップしていきます。
伴走は、架電や商談などの営業業務とは毛色が全く違い、学生という立場を活かして自分が感じたことをお伝えすることがメインになります。
新しいことを学ぶ、苦手なことをする、というような意味での負担感は比較的小さかったですが、企業の方と直接、継続的な関係をもつという点でこれまでにない責任感を感じました。
ここで私が印象的だった伴走を紹介します。
建築系の商社で、「営業職の募集が大半のため文系にアプローチしたいのに、プレゼンでは理系の学生しか興味を持ってくれない」という課題を抱えておられました。
ここで私たちが気づいたのが、「商社」という言葉の伝わりづらさです。
企業の方にとっては「商社=営業職メイン」というイメージが常識としてありますが、就活を始めたばかりの大学生にとってなかなか身近な言葉ではないのではないでしょうか?(実際に私も最初聞いたとき「?」となりました)
しかも、建築系の商材を扱っているので、なおさら文系学生から敬遠されてしまったのかもしれません。
最終的に「商社」の解説と、「文系が9割」という文言をプレゼンに追加し、それ以外の伝えたいことを極限まで削りました。
結果、たくさんの文系学生にブースに来ていただき、印象に残ったプレゼン第3位にランクインすることが出来ました!!!🔥😭
振り返りの際には会社の担当の方から「一緒に悩んでくれてありがとう。はるちゃんみたいな学生がうちに来てくれたらいいな」とお褒めの言葉をいただき、とても自信になった経験でした。
インターンで得られたもの
さて、このインターンを通して私の最初の目的は達成されたのでしょうか?
企業と社会人、就職に対する解像度は格段にあがりました。
はじめに羅列した私の社会人に対する偏見たちに関して、そんながんじがらめな人ひとりもガクトラボにいない!社会人って思ってたのと全然違う!!
フリーランスで仕事を掛け持ちしている人、プロボノ(ぜひ調べてみてください)として仕事と別で繋がりを持つ人、転職してガクトラボにたどり着いた人、就業時間が日によって違う人、ガクトラボの中だけでもこんなに多様な働き方・関わり方をする人がいます。
そして、何より楽しそう!!!
ガクトラボは、自分がやりたいことを仕事にしている人が多くて、仕事のイメージが大きく変わりました。
またキャリアプランに関しても、新卒からガクトラボに勤務している人はほとんどおらず、母親もいれば、事業主も、2社以上の転職者も、休学して働いている人もなんでもいます。
ガクトラボ外部を見ても、企業様によって、人、雰囲気、会社のシステム、抱える課題、全てが全然違いました。
これらすべてを一つの「企業とはこういうもの、社会人とはこういうもの」と決めつけてしまうのはあまりにも無謀で、「働くこと」とは思ったより多様だということに気が付きました。
働くことは生きるための手段であり、同時に人によって目的もモチベーションも大きく違っており、容易にひとつの軸やイメージによってはかれるものではありませんでした。
ここからさらに正直な話をすると、私は、自分が高校と大学1年生時にあまりに無目的な生き方をしていたことへの大きなコンプレックスから就活を始めたのですが、インターンを始めた当初思い浮かべていた「何かしらの全員が共有する勝ち組社会人」像は存在しなかったのだと気づきました。
色んな人と1on1をして、これだけ色んな人がいて、それぞれ大切にしたいことやなりたい像は違って、学校における学業みたいな全員が同じ物差しではかられる機会は社会人になってからは存在しない。だからこそ自分軸が必要とされるというのが実感として理解できました。
企業営業に4か月という長い期間関わり続け、自分が満足いくまでコミットした経験は何物にも代えがたい自信となりました✨
もちろん大人が関わる「仕事」である以上、続けなければならないという認識が継続を助けた面もあります。しかし私が自信を得る要因となった部分は、自分が満足いくまでコミットできたことです。
浮き沈みの激しい自分をガクトラボの皆様に支えていただき、そして何よりも自分が今どんな状況であるかを人一倍分析して細かい改善を重ね、無事マドゴシの企業営業を完走することができました。
学業とサークルとインターンをかけもちして死にそうになりながらも、全てが終わった今は心がスッキリしています。
自分で始めたくせに途中で辞めてしまった高校と大学の部活やテスト勉強の気まずい後味とは明らかに別物の、達成感というには少し拍子抜けた、しかし心地いい満足感がそこにありました。
ガクトラボはこんなところ
最後に、ガクトラボでインターンするか悩んでいる人へ!
私がインターンを通して感じたガクトラボの特徴を少しだけお伝えします。
まずは、スタートアップ企業ならではの柔軟性があることと、インターン生に大きな裁量があること!
実は私はマドゴシの後、自分の希望で広報に移動したのですが、イベントの広報全体の動きを決めるミーティングに参加させていただいたり、自分が考えた広報全体の仕組みの改善案を通していただきました。
課題を積極的に見つけて改善したり、自分の中でやりたいことがはっきりしているタイプはとても動きやすいです。反面業務に慣れた後も、いつまでも指示待ちをするタイプには少し退屈かもしれません。
ガクトラボのインターンは「充実した制度の中、スキルをガンガンにあげる!」というよりは、「自発的な動きを会社がバックアップしてくれる」という認識が近いかと思います。本当に自分次第!
次に、ガクトラボは金沢・北陸の意識が高い学生と繋がるには最適な環境であること。社会人学生共に意識が高い環境に身を置けること。
特に金沢で活動をしてる学生と網羅的なつながりを持っており、たくさんの社会人とも関わりがあるため、意識を高く保ったり自分が目標にしたい人を探すには最適な環境と言えます。
1on1を頻繁にする文化もあるため、知見を広げることもできます。実際に私はインターン期間中に、二人の尊敬する人に出会えました。
さらに、ガクトラボには自己分析や他己分析が好きな人が集まりやすい傾向にあります。理由はわかりませんが、所属すると絶対に感化されること間違いなし!
実はMBTI診断やストレングスファインダーを安く受けられる機会もたくさんあります!笑
さいごに
私のインターン体験記はこれで以上になります。参考になった部分はありましたでしょうか?🤗🤗
さらに詳しく聞きたい方や私とガクトラボに興味を持っていただいた方は、はるちゃんまで1on1の連絡ください!笑
インターン生でも、インターン生でなくても、いつでも待ってます!
※↓お問い合わせはこちらのフォームへ、または直接コーディネーターの方へお願いいたします※
お問い合わせ - 株式会社ガクトラボ (gakutolab.co.jp)
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?