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高校生と『ちがいを味わう』第3回!【第3回中学生夢ゼミレポート】

7月16日(火)と19日(金)に、第3回の中学生夢ゼミがありました。
もう3回目ということもあり、参加している中学生の関係性もできているように感じます。

テーマは、「ちがいを味わう」

3回目のテーマは「ちがいを味わう」。これまでの第1回は「記憶に残るとっておきの自己紹介」、2回目は「仲間のことを知るインタビュー」でした。今回は、もう少し深く自分や相手の考えや価値観を知ることに挑戦です。でも、「ちがいを知る」だけでは終わりません。「ちがい」を楽しんで、これからもっと相手のことを知りたくなったり、この人と共創したいと思えることが「ちがいを味わう」ということです。

立場のちがいを超えて!

さらに、「ちがい」ということで高校生がゲストとして参加してくれました。中学生夢ゼミで大切にしている「出会い」は全国の中学生にとどまりません。ほんの少しだけ経験値が高い「高校生」と出会うことで、少し未来の自分をイメージできたり、同級生とは違った刺激を受けることがあります。そんな「中学生」の枠を超えた体験はどうだったでしょうか。また、今回のテーマで大切にしてほしいことは、立場や肩書による枠にとらわれず、「その人」に注目することです。高校生といっても様々な人がいます。つまり、違いも共通点もあります。まずは、自己紹介もしながら、共通点探しをしてもらいました。
中学生にとって、高校生の存在は緊張もしますが、その枠を超えてワークを楽しんでくれていたように感じます。


やってみよう!

「ちがい」

まずは、「ちがい」を感じてもらうために、2択の質問をみんなでやってみます。この質問は正解はありませんし、明確な理由がなくても直感で決めてもらいました。

  • 運命の出会いを信じている?

  • あなたは、インドアorアウトドア?

選択するのはどちらか一つですが、それを選んだ理由は様々です。みんなの考え方や日常の様子を知ってもっと詳しく聞いてみたくなりました。

金曜コースの一コマ

「味わう」

次に、もっと詳しく「その人」の意見を深ぼっていくためグループに分かれてワークを行います。

  • 楽しかった(楽しそう)なのは小中高どれ?

  • 住んでみたいのはどんな場所?

  • 60年後、お店を開くならどんなお店にする?(レトロな喫茶店、みんなで話せる空間、雑貨屋さん、魚やなどなど)

難しい質問でしたが、過去の経験を振り返ったり、未来の自分をイメージしたり、海外で暮らす自分を想像したりして、意見を深めていました。空間や時間軸を変えたことで新しい自分の価値観に気づいている中学生もいました。特に、最後の質問は遠い未来の話のため、動物と話せるカフェなどSF的な意見が飛び交っていてスタッフとしても大変面白かったです。
参加してくれた中学生が「ちがいを味わう」ことを本当に楽しんでいる場面が多くみられました。

月曜コースの一コマ

最後に「どんな気づき、学びがありましたか」という問いに対しての答えを、チャットに記入してもらいます。嬉しい感想であふれていました。

〇中学生
住んでみたいところで話していたときに知らないところとか出てきたり、地域によってメリットデメリットがあるのに気が付けて面白った!

選択肢の中で違うものを選んだり、同じものや所を選んでも理由が違ったり面白 かった!

高校生楽しそうすぎて早く高校生になりたくなったし、老後も楽しそうだから時空飛び越えられたらいいなぁと思いました!

同級生とは違いを味わうことができているけれど、初対面となると、色々な意見が出てきて新鮮でした!

高校生と実際に対話して同じような考えもあったし、違うところもあってすっっっっっっっっっっっごく楽しかった!!!!

つい高校生と聞くと歳が離れているように感じるけれど話していたらそんなに遠い存在でもないことが分かってなんだか嬉しかったです

共通点探したのしかった!高校の話とかめっちゃ参考になりましたありがとう!!

高校生、中学生だからこそ考えられる色々な意見が聞けて楽しかった!

〇高校生
ちがいっておもれー

みんなの頭の中のぞかせてほしい!!!

中学生で自分でzoom入って、こんなに発言できるなんて凄すぎる。リスペクト。違いがあった時にもそうなんだ!めっちゃいいね!って言えるのがいちばん大事だし、素敵でした。

「つながる」

「ちがい」というのは、時には対立を生んだり、異なる人は避けようという考えにさせます。一方で、異なる意見や価値観、それぞれの個性だからこそ、つまり「ちがい」があるからこそ、合わさるとより良いアイデアになったり、新しいものを創れたりします。今後、共創していくときにぜひ「ちがいを味わう」ことを意識してもらいたいです。「ちがい」が自分のアイデアをアップグレードさせてくれるきっかけになるかもしれません。
次回、8月がとても楽しみです。

スタッフが50年後にやりたいお店は?
うらら:銭湯やりたい
竹内:たこ焼きやがいい
ひなた:カフェがいい
じゃあ、みんなで「湯でたこカフェ」をやろう

(この記事を書いた人:村松陽)

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