自分にしかできない生き方14
仕事を辞めて、競技生活を初めて早1年。
この1年は、何もかもすべてが新鮮でどんなにきつい状況でもがむしゃらにそして楽しみながら取り組んできた。
どうしてこの環境で、挫けずに前進することができたのか。
これは前職の先輩に言われた言葉が心の支えになっていたから。
その言葉は…
「お前にしか歩めない道を突き進んでほしい。」
先輩は、働きながら競技生活を行って結果を出してほしいと思ってこの言葉をかけてくれていた。
その想いに応えることはできなかったけど、自分なりに考えて、「自分にしか歩めない道」をこの1年で歩み始めるところまでこれたのかなと思う。
結局、人はみんなバラバラの生活をしているわけだから、全員が自分しか経験できない生き方をしている。
その自分の生き方に自信が持てるか持てないかで、充実度とか満足度とか達成感が変わってくると僕は思う。
「俺はこれから〇〇に全力で取り組むぞ」
エネルギーを注げるものを見つけることができて、それを継続することができれば、自分しか歩めない道を突き進めているような気がする。
僕はまだ競技で結果は出せていないし、生活だって厳しいけれど、周りにの人に恵まれて競技を継続できる環境下で1年生活ができた。
あとは、競技での結果と生活環境の充実を求めてさらに行動するだけ。
自分しか歩めない道を見つけられたから、その先に何が見えるのか。今度はそこを目指して突き進みたい。
先輩とは、会社を辞めてから連絡は取っていない。
だから、次先輩に会うときには
「僕しか歩めない道、突き進んでます。先輩は自分の道、突き進んでますか?」
と、聞いてみたい。
いよいよ2週間後は今シーズン最後のプロツアーのレース。
7月のレースは怪我で出場できなかったから、最終戦にその時の悔しさをぶつけていい成績で締めくくれればと思う。
来週には鎌倉で行われる強化合宿にも参加予定。
合宿と大会で今年の夏も終わりだからラスト気合いて入れてやっていこう。
激動の2022年夏もあっという間だった。
最高の夏をありがとう。