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ロボット事業に参入記念日

 稲垣と鈴木が出会ったのは2019年2月、豊田市ものづくり創造拠点SENTANで行われたスタートアップウィークエンド豊田ででした。チーム名が「学生ギルド」。
今日、その思い入れのある場所SENTANのものづくり創造補助金に採択されロボット事業に参入が決まりました。

その補助金の存在を知ったのは2年前ですがここまでには長いドラマがありました。

 応募するのなら今の学生ギルドのメンバーでは無理。(当時プログラマーは稲垣だけだったので)。
インターンで出会った仲間たちと挑戦したいけど今これに取り組むのは逃げなので受験勉強に集中する、と。
 ごもっとも。今ではない。そして残念だけどあなたが行きたい方向に私はいけない。
2020年の3月でした。

 大学編入試験の受験勉強を始める直前まで、キャンプやフェスなどを企画して、この人と一緒に仕事をできたらどんなにか面白いだろうかと思っていたけども、スタートアップウィークエンド優勝のビジネスプランはやってみてやりたいものではない、と気づいた後、起業のアイデアは何も見つけられておらずの2年前。

 4月にSTEAM教育という言葉を知り一緒に仕事ができるのではと気づき

 5月になって、プログラミング教室をはじめました。
その後7月に愛知県のスタートアップ支援を応募を決め、その後起業してプログラマーが集まります。
 
STEAM教育を追求したい、いつか、稲垣が望むRロボットができる場所に、、、と願いプログラミング教室はSTREAMと名付けました。

そのいつか、が今日。

2年前と違い。
「学生ギルド」は今や、稲垣が当時思い描いていた吉松と。思い描いてさえいなかった理想的メンバー内藤、種を擁する場になっています。

 そしてこの人と仕事をしたいと切に願った私も。
いつか稲垣に雇ってもらうためにどうしたらいいのかな?と考えたこともあるのに
なんのスキルも付けぬまま共同代表としてここに居ます。

 SENTANにお世話になれる新たなステージが始まりました。
私ビジョンでは
舞台の一幕の登場人物は稲垣と、その時SENTANでアメリカのロボコンに行くためにロボット作っていた種。
第二幕の重要人物は内藤とそして、新たなメンバー吉松です。

 今回最初に一緒にセンター長の話を聞いてくれたのは内藤ですが奈良への引っ越し、私と稲垣では開発アイデア出ない、実質どうしようかと止まっている折に私が種に相談。
 彼の柔軟な面白すぎるアイデアを会議でシェア、天才か?とみんなで大笑いしている時に、吉松が会議にやってきてくれ
 自分が持っている一番強い弾。ハッカソンで賞をもらった、商品化までには至らなかった、チームでの渾身のアイデアを使っていいと出してくれました。

 稲垣はそれがいい、そうしたいと即答。吉松の話を聞きじっと黙る内藤と私。

 内藤がうんっていわないものが進むわけがない学生ギルド。稲垣はどうですか、と問い、吉松は無理にこのアイデア採用でなくてもいいですよと言ってくれるけども。
 そうじゃない。このアイデアが悪いわけではない、むしろ逆。
 私も内藤も、それをいただいていいのか、チームの皆さんがいらっしゃるのに。そう思うからこそ、安易にやりたいなんて言えないだけです(内藤もって勝手に言ったけど事実そうで嬉しかった場面でした)

 商品化できるほうがチームは喜ぶ。学生ギルドで実現してくれた方が。
吉松がそう言ってくれてそのバトンが渡ってきました。

 そこから、稲垣、内藤との何十時間もの会議にて吉松にも相談しながらそのチームがこれまでやっていない形に組みなおしました。

 稲垣と私とは。申請用紙に書く内容の議論でプレイフルクラッシュが起こります。真剣だからこそのぶつかり合いをしました。
わかってないのにわかったって軽く言うな。この事業にどれだけ思い入れがあるかなんか絶対わかるもんかってお互いが言う勢い。
議論の上に。
やりたい方向性は全然別だ、相容れないというのを明確に確認。
共同代表、どっちがどうだ、お金の話だってある。
なかなかシリアスです、この劇は、この幕は。そりゃあそうです( ´∀` )
2回以上の峠。暗転クライマックスもありました。

 

これだけの議論、普通ここまで本音言わない。
言ったら関係性アウト。
チーム崩壊もありえる、まさに危機。

さて、何を言ったか。どう収まったか。
ロボット開発始めてもなかなか成功までは長い道のりで。
大人の事情で続きは有料記事に。(するんか???)
あるいはプログラミング教室にあるいはこれから立ち上がるSTREAM研究会に入会してください。
どうかご協力お願いします( ´∀` )

ロボット事業始めてから進めてからこんな思いしたくない。
引き返すなら今。
そんな雨を思いきり降らせて地固まった。
書類作成でいろいろ乗り越えた、その申請が通って嬉しいのでした。

オンラインの声だけ会議でここまでのことをやれたのは稲垣とのここまでの関係性があったからで、内藤が見事、どちらのことも尊重してくれながら、その中で大きな役割を果たしてくれました。いないと絶対分裂してた。その存在と言葉がけに私はどれだけ助けられたかわかりません。きっと稲垣も。そもそも内藤なしではこのプランはありえない。ものすごいチームワークだったと思います。

今日おめでとうってお互い言うのもオンライン。
チャットで報告。ハイタッチだってしたいけど無理。忙しくなっちゃった、乾杯なんてもっと無理。集まった会議も声だけ。

次会うときに、いつの話ですか、って言わずにちゃんと一緒に喜ばせてね。大事な記念で今の旬と思いを書いておこう。

稲垣は今日は早めに会議を抜け明日集合約束し、いま、内藤とともにいます。
私がこれを書いて彼はもちろんプログラムを書いてくれています。

お互いほとんどお話せずにカチカチパソコンの操作音だけを聞きながら。
雨の音を聞きながら。時々今のはなんの音だ?と椅子の音など聞きながら。

ただいま夜の二時過ぎた。いい加減寝たいけど超大作noteドラマ完成まであと少し(笑)

節目なのに記念の写真がないから。
先日の奈良のをアップしました。

奈良と言えば教会。(寺じゃなくて???)
和風の教会。(洋風でなくて???)

ここからの道のりもまたきっとまっすぐではないからこそ。
せっかくだから私たちはあえて違ったことをしていきましょう。


今後どうなるか。採択されてどきどきするのはそりゃあしょうがない。みんなでこの怖さを乗り越えて見たことない世界を一緒に見にいきましょう。

豊田のものづくり創造拠点SENTAN
内藤さんのいる奈良先端科学技術大学院大学
今日を境に拠点がここになります。

センタンセンタン。
掛け声は、尖ってこーーーー。だね。
わたしってば。
やれることがなくて。
掛け声担当(笑)

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