見出し画像

#8 【思考力教材】中学地理 ~気候編~(α版)

こんにちは、たろです。

今回も、中学社会の内容で思考力を養えるような学習教材について書きたいと思います。
今回取り上げるのは、気候に関する思考力教材です。

1、インプット(学習内容のおさらい)

今回取り上げる学習内容について、簡単に復習しておこうと思います。

■北半球と南半球では、季節は逆になる。

(例)東京とシドニーの雨温図

(理科年表2023年版より作成)

→雨温図から、東京で気温が高い7・8月頃に、シドニーでは気温が低くなっていることが読み取れる。

2、アウトプット

インプットしたらアウトプットして、効率的・効果的に学習することがとにかく大事です。
インプットとアウトプットの黄金比は3:7。
逆の比率になっていた以前の私のようにならないように注意しましょう。

https://amzn.to/3uZ7egq


【問題】

次の資料は、地図中のア~エのいずれかの国で12月に行われているあるイベントに関する様子を示したものである。資料のような様子がみられる国として正しいものを、あとの地図中のア~エから1つ選びなさい。

(作問者:たろ)

<資料>

https://www.his-j.com/tabi/tabibitonavi/christmas/sydney.html

<地図>

(作成者:たろ)

【解答】

【解法】

解法といっても、「次のような思考の過程を経て、解答を導くことを作問者は期待していますよ。」というものです。

①資料から情報を読み取る。
・ハーフパンツを穿いているサンタクロース、水着・半袖を着る子ども
 ⇒気温の高い夏の時期のクリスマス関連のイベント
 ⇒「12月の気温が高い南半球に位置する国のクリスマス関連のイベントでは?」と考える

②資料から読み取ったことがあてはまる国を、地図から選ぶ。
ア、イ、エはすべて北半球に位置する国。南半球に位置する国はウのみ

よって、ウ(オーストラリア)と判断する。

3、備考

最近の入試問題でも、ただ憶えたことを問うような知識問題だけではなく、憶えた知識を使って答えを導き出すような思考力を問う問題の出題が非常に多くなってきています
思考力問題の多くは文章記述問題である場合が多いので、憶えた知識と資料から読み取れることを、自分の言葉で文章にする表現力なども必要です。
しっかり対策していきましょう。

最後までお読みいただきありがとうございました。

いいなと思ったら応援しよう!