限定コース登山
2021年初の北アルプス登山は
前の週に里山から眺めて絶対に行こう!!
と決めていた爺ヶ岳
なんでこの山なのか?
それはもう20年以上も前に初の雪山登山として師匠に連れて来てもらった思い出の山だから!
あれから何度かソロで登りに来ているのですが
だんだん雪も少なくなり
昔みたいにずっと雪の上を歩いて登れないのでとても大変です。
なぜ
このコースがこの時期限定なのか?
スタートは同じなのですが、夏道はまず種池山荘に到着しそこから山頂を目指すコースなのですが
トラバース(斜面を横方向に横断する)をする場所が多く
その場所は雪崩が起きやすいので雪がなくなるまではこの南尾根を登り直接山頂を目指すのです。
(他の山にもこんなコースがあるところもあります。)
ちなみに夏道が通行できるようになると閉鎖され歩くことは出来なくなります。
この話しを県外の山友にしたところ
『知らなかった!是非連れて行ってください!!』と言われて何ヶ月も前からいつ行こうか?とワクワクしながら話しをしていたのですが、前週に3度目の緊急事態宣言が出てしまい残念ながらみなさんが来れなくなり
今回もソロで登ることになってしまいました。
このコースの醍醐味はこちら↑
尾根に沿って積もった雪渓の上を登ります。
山頂が見えてきたこの場所には↑
毎年テント泊をしている方々を見かけます。
いつか自分も仲間とやりたいな!!
爺ヶ岳には南・中・北と3つの山頂があり
南峰に到着した時にはガスガスで何も見えなかったのですが、中峰に到着したころにはお隣の鹿島槍ヶ岳が雲から顔を出してくれ素晴らしい景色を楽しむことができました。
↑鹿島槍ヶ岳
小さく見える赤い屋根が冷池山荘
昨年はコロナの影響で自粛をしていて泊まりに行けませんでしたが
あそこからの景色は最高だと教えてもらったので今年こそはテント泊で行きたいな!!
今回もソーシャルディスタンスを守りながらのソロ登山になってしまったのですが
早くコロナが終息し安心してたくさんの人が
信州の山を楽しめる日がくる事を願っています。