教育学部助教Vtuberがくまるい:2023年活動ふり返り
がくまるいと申します。noteやyoutubeで教育学の解説をしています。
疑問こそ学びの原点なのに、学校の決まりや文化に関する「なぜ?」に、学校はほとんど答えてくれません。疑問や悩みに少しでも答えたい、そして疑問を大切にする人が増えてほしいと思い、発信しております。
主な活動は以下の自己紹介記事にまとめていますが、各活動について2023年の成果を整理してみます。
note
学校で教えない教育のこと【教育学解説】:21本
21本の記事を投稿しました。高校生とバイト、スラングシリーズ「自称進学校」「義務教育の敗北」「親ガチャ」、高等教育関連(卒業論文、学歴の意味、専門学校制度)、小中学校関連(自由研究・読書感想文・運動会)など教育に関わる様々なことを扱いました。最も読まれたのは「教員人事異動の理由・仕組み(小中高)」でじわじわと閲覧数が増えていきました。
やはり学校について説明されていない・知りたいという思いを持つ人は少なくないと思います。今後も素朴な疑問を丁寧に扱っていき、より多くの人に届けられるように精進していきます。
プロセカ イベスト感想:32本
スマホゲーム「プロジェクトセカイ カラフルステージ! feat. 初音ミク」のイベントストーリーの感想を、2月の「キャンドルの香りは思い出と共に」から毎イベスト終了後、欠かさず32本投稿しました。振り返ってみると沢山書いたなあと思います。書いているうちに物語によりしっかり向き合うようになり、さらにプロセカが好きになりました。
ゲーム自体もパワーアップしており、キャラの進級で物語がさらに深まっていくプロセカ、これからも楽しんでいき、感じたことを綴っていきたいと思います。
Youtube:16本+Short4本
note記事の内容を動画化して16本公開しました。正直、もう少し沢山作りたかったので、来年は動画にもより一層力を入れていきます。記事でも伸びた「教員人事異動の理由・仕組み」がこちらもじわじわ伸びて2900再生、2週間前に投稿した「卒業論文は「論文」ではない? ~卒論の目的と社会的価値」が10日で600再生と、見て頂けるコンテンツは増えつつあります。
ショート動画はあまり作れず4本でしたが、「素人質問より怖いもの【学会・修論・卒論発表】」は1万再生を超えており、来年はショートの拡散力をもっと発信に活かし、チャレンジしていきたいと思います。
目標にしていたチャンネル登録者1000人はギリギリ届かず(976人)でした。来年は1000人は通過点として、動画でもより多くの人に発信できるよう努力していきます。
バーチャル学会
昨年に引き続き、発表を行いました(侮蔑のスラング『義務教育の敗北』~意味・対象と教育観の考察~」概要集pp.139-142)。テーマの引きの強さもあって昨年よりも発表への反応に手ごたえを感じました。今後も学術研究として光は当たってないけれど、実は重要なんじゃないかという事柄を真剣に取り扱っていきたいと思います。
ニコニコ動画:10本
音声ソフトCeVIO・VOICEROID・VOICEVOXを用いたゲーム実況を7本、解説動画を3本投稿しました。ゲーム実況はミートピアをシリーズ化したので、もっと高頻度で投稿したいです。
11月にニコニコ公式が実施した「琴詠ニア動画投稿キャンペーン」で「呼称問題:大判焼き・今川焼き・回転焼き・御座候…【VOICEVOX解説】」が入賞しました。動画投稿というかネットでの活動の中で、何か表彰されたのは初めてなので率直に嬉しいです。何だかんだニコニコは好きなので、受賞も励みに来年はもっと投稿者として楽しみたいです。
電子書籍
2023年12月に初の電子書籍『バイトの教育学』が国会図書館に登録されました。国会図書館サーチにおいて著者「がくまるい」で検索すると、学会発表とともに出てきます。
また、12月にAmazon Kindle unlimitedで『自己啓発「アドラー心理学」はなぜ胡散臭いのか、どう役立つか』を出版しました。ペーパーバック版もつくっては見ましたが、個別生産につき正直割高です。電子書籍版をunlimitedに加入されている方はよろしければご覧ください(少し配当金が著者に入り支援になります)Amazonリンク:こちら
メインの発信元にする予定はありませんが、色々な形を試したいと思って出版してみました。電子書籍をどうするかは未知数な面が大きいですが、来年も色々なチャレンジをしていきたいです。
振り返って
出来なかったことが多かったかなあという印象だったのですが、振り返るとこの1年案外色々なことを出来ていたのかと思いました。
ご覧いただくことだけで本当に嬉しいですし、noteなら「スキ」、他サイトなら「高評価」や「いいね」を頂けると本当に励みになります。本当にありがとうございました。
30才を迎え、ようやく「教育について発信していく」「疑問を大切にする」という自分の活動は、自分だからこそできることなんだと少しずつ思えるようになってきました。2024年はより多くの人に発信できるよう、努力を続けていきます。みなさまに有益なものをお届けしたいと思いますので、よろしければ、また私の記事や動画等をご覧ください。
2023年12月31日 教育学部助教Vtuber がくまるい