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北京留学で得たのは・・・
ありったけの荷物を持って北京首都国際空港へ降り立ったのは1990年8月。
遠い昔のこととなった。
迎えに来てくれた駐在員事務所の張さんもあまりの荷物の多さに、目を丸くしていたっけ。
湿気の多い夏の東京から、気温はさほど変わらなのにカラっとした北京へ。当時はかなり素朴な空港だった。近いのに意識的には遠い国だった。それはあまりにも情報不足だったからだ。もちろん自分が能動的に知ろうとしなかったせいなのだが。
留学したのは企業派遣。勤め始めて3年目で得たチャンスだった。
大学時代に第二外国語で中国語を習っていたとはいえ、本格的にマスターできた人は少ないだろう。自分もそうだった。(できなかった)
クラス分けテストでは、漢字有利なだけで中級班に入ってしまったことからえらく苦労したが、みっちり学んだ10カ月はかなり濃い時間だった。
その結果得たのは、北京オフィス、中国人妻、国際部勤務、香港駐在・・・。
今では中国語を日常的に使うわけではないけれど、HSK5級、中検2級をギリギリキープ。ラジオ講座聞き流し(テキストは買っていない)。妻の日本語が私の中国語よりはるかに上達したため、勉強がおろそかに。
少し本腰入れて勉強するか。