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体操教室から得られる学習効果
1.国語力が身につく
簡単に言えば、「手をパーにする」「左足上げて」などコーチが言った言葉を体を動かして再現することや自分ができる運動をお友達に説明する力が自然に身につきます。
また、言われた言葉を頭の中でイメージしてこういう動かし方をすれば良いんじゃないかなと想像力を養うことにもつながります。
2.段階練習を通して1つの運動を完成する過程を学ぶことができる
マット運動の側転、跳び箱を飛び越す、鉄棒の逆上がりなどの運動は特別なことが無い限りすぐに出来る運動ではありません。
その運動を出来るようにするには1つ1つ段階をクリアする必要があります。
ex)マットの側転(動画 「側転が出来るまで」参照)
①跳び箱で横跳び越し
↓
②脚を開いて横跳び越し
↓
③立った姿勢から横跳び越し
↓
④跳び箱なしで行なう=側転
↓
完成
どれか1つでも間違って覚えたり、できていなかったりすると完成という答えにたどりつきません。
これは算数や数学に似ているかも知れません。
途中式が間違っていたら正解が違ってきます。
例えば、②まではできても③で脚が開けないなど出来ていないところがわかれば、再度②に戻って脚が開けるか確認する。
一歩戻って立て直すといういわゆる「見直し」が出来るようになります。
また「この運動は準備体操でやっているあの運動をすれば出来てくるんじゃないか」という気づきにもつながります。
これを繰り返すことで技が出来てきます。
3.非日常運動体験が出来る
器械運動は
・回る
・跳ぶ
・支える
この3つの運動で身体能力を向上させる効果があります。
中でも「回る」「高く跳ぶ」という運動は非日常運動と普通に生活していると感じ取れない運動です。
この2つを体験するのに適しているのが
トランポリンになります。
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トランポリンはその上に立つだけでも沈む感覚があり、足裏から頭まで全身にバランスを取るための筋活動が起こります。
跳ぶことで空中でバランスを取るために必要な体幹(お腹と背中)を自然に鍛えることができます。
また跳ぶことで日常では味わうことのできない景色や感覚を楽しむことができるのも醍醐味です。
トランポリンをしたいという理由で体操を始めるきっかけにもなる種目です。
以上が体操教室で得られる学習効果についてです。
運動しながら国語、算数や数学を学べると私は考えています。