ハムキャリで提供するコーチングについて【#5RASとスコトーマ~見たいものしか見ない~】
がくさんです◎
地方公務員6年・国家公務員2年(出向)・民間企業(IT企業)2年を経て、個人事業主として独立。現在は、ベンチャー企業(クラウドファンディング企業)の社員&プロコーチとして活動している34歳一児のパパです。
2023年5月から現役公務員限定のライフキャリアコーチングサービスを運営しています。
ハムキャリサービスで提供するコーチングの内容・理論についての説明記事第5本目です。
一気に目を通したいという方向けには下記の記事をご覧ください。
前回分はこちらから。
【1RAS】
RAS(ラス)という言葉はReticular Activating System( ラティキュア・アクティベーション・システム )の略語です。日本語にすると「脳幹網様体賦活系(のうかんもうようたいふかつけい)」という名称です。
人は誰もが自分自身が見たいものを見て、聞きたいことを聞く。
つまり、自分にとって重要なことしか見ていません。
私達はSNSやニュースなど、日々膨大な情報量から必要な情報をインプットし、処理しています。無数にある情報全てをインプットし、情報処理することはできません。そのため必要な情報しか入れないように、自分にとって不要な情報はインプットしないという脳の機能が働いています。
イメージは要塞です。普段は扉は塞がれていて、必要な人やモノを通す場合には扉をあける。扉が開かれていない場合、扉がしまっている部分は見えない(見ようとしてない)部分となり、スコトーマ=盲点となります。
例として、赤ちゃんを連れた家族を街中で見かけたとします。保育士である友人のA子さんは赤ちゃんを見かけてすごく微笑ましい気持ちになっているます。
一方、友人のB男さんは美容師として働いていて、赤ちゃんのお母さん・お父さんの髪型に着目しています。このようにA子さんとB男さんでは自分の中で重要性が異なっており、自分が興味・関心のあるものに対して目を向けますが、それ以外のことが見えなくなっているのです。
【2スコトーマ】
スコトーマは心理的盲点と言います。
「人は見たいものしか見ません」と説明をしました。この中で見えていない部分のことをスコトーマ(心理的盲点)といいます。このRASとスコトーマについて、コーチングセッションを進める中で非常に重要な部分となります。
それは自分にとって重要なこと、大切な価値観というのは、それまで生きてきた過去の出来事や経験が積み重なって出来上がります。人間は経験から学びます。経験したことから危険を予測して回避行動をとろうとします。それが良い部分もあれば、裏目に出ることもあります。
たった1回の失敗がずっと自分の中にこびりついてしまって、「あの失敗があるからきっとまた失敗するに違いない」そんな思考が働き、チャレンジすることを遠ざけ、視野を狭くしてしまう可能性があるのです。
コーチングを受けようとする方々は「この現状を打破したい」「未来に向けて前進したい」と思っている方々だと思います。今の自分ひとりだけでは現状を変えることが中々難しいので、コーチングを受ける、コーチに伴走支援をしてもらいたいと考えているかと思います。
現状、今の内部表現、自分自身では見えてなかったものを見て行動し、未来に向けて今を変えていくためにこのRASとスコトーマの概念を上手く使います。
この仕組みを上手く使うために必要なのが今の自分では到達できないゴールを置くこと=現状の外側にゴールを置くことになります。このゴール設定をコーチとのセッションを通じて行っていくことになります。
【3少しでもご興味を持ってくださった方へ】
鋭意ホームページを作成中(今夏に完成予定)なのですが、現役公務員限定のライフキャリアコーチングサービス『ハムキャリ』を運営していきます。
毎月体験セッション希望の方を募集していきますが、ベンチャー社員としての業務もあるため、受付する人数も毎月数名のみ予定しています。
定期的にnoteなどで発信します。
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