無意識と意識~無意識は直接的には変えられない~
がくさんです◎
地方公務員6年・国家公務員2年(出向)・民間企業(IT企業)2年を経て、個人事業主として独立。現在は、ベンチャー企業(クラウドファンディング企業)の社員&プロコーチとして活動している34歳一児のパパです。
2023年5月から現役公務員限定のライフキャリアコーチングサービスを運営しています。
本記事では人間の思考について書きます。
前回の記事はこちら↓↓↓
【1無意識と意識】
私たちの思考は2つあると言われています。無意識(システム1)と意識(システム2)です。ノーベル経済学賞を受賞した認知心理学社であるダニエル・カーネマンが「ファスト&スロー」という著書の中で述べています。
普段私たちは無意識に、直感的に動いています。無意識(システム1)と意識(システム2)の割合で言えば「99.5:0.5」ほどと言われています。
意識は無意識の上にちょこんと乗っかっている位の微々たる影響しか持たないものと言えます。
(わかりやすく言うと象とミジンコくらい思考に占める割合が違う、それくらい無意識が僕たちの行動を決定付けている重要な思考であるということです)
私たちの心の中(内部表現)の中では無意識の思考が行動を決定づけており、無意識にインプットした情報の処理を行っているということです。
そしてこの無意識の領域は、外部から他人があれやこれやといって簡単に認知が変わるものではなく、当事者自身が自ら変えようと思わない限りは変わりません。
前野隆司さんという学者さんが提唱した理論の中で「受動意識仮説」というものがあります。意識は一体何のためにあるのか。
意識は無意識がどんなことを考えたのかを観察する機能であり、無意識下で行われたことを整合性をとるように、後から理屈をつけて自分の意思を持って何かしらの判断をくだしたかのように感じているだけではないのか、といった仮説です。
ベンジャミン・リベット氏の実験、知見等を踏まえて、無意識下で自分が決めていたことが意識に先立っているのではないか?と考えたもので、人が「意識」するものを変化させようとすることには限界があることが、この理論から推察されます。
認知科学に基づくコーチングではこの無意識の領域に着目し、セッションを進めていきます。無意識の領域には自身の強みや本質的な欲求が隠れていまます。
また無意識下における思考のバグを解消して、クライアント様がたどり着きたいゴールへのプッシュをします。私たちの世界認識は、どれだけ知識を詰め込んだところでそこまで変わりません。
無意識の思考を書き換えることで、物事の解釈を変え、より柔軟性の高いマインドの状態を保てるように、ゴール達成しやすい認知へとか変えていきます。
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