来世もKingGnuを聴いていたい
この間、待ちに待ったKingGnuのLIVEへ行きました。これからライブを控えている方もいると思うので、ネタバレ無しで自分の感じたことや思ったことを残そうと思います。
人生で初めてのLIVE
2021年に人生初めてのライブに1人で参戦しました。King GnuのLIVEです。
今回が2回目(私にとって3年振り)の参戦になります。出掛ける時、お風呂の中、ご飯を食べる時も毎日KingGnuを聴いているので、もはや酸素です。純度100%の酸素を吸えるこの日をずっと心待ちにしていました。
会場に着き、開演時間になると、ドームの明かりが一斉に消えて真っ暗になりました。スポットライトがキラキラと輝いて、King Gnuの演奏が始まりました。初めの演奏曲は秘密ですが、私は感動して涙が溢れ出しそうでした。近くの席の女性が嗚咽するくらい大号泣していたので、私の涙はスッ...と引っ込んで冷静になりました。(涙腺コルクでギュッ!:ジャルジャル)
感動の涙が出る気持ち、めちゃくちゃ分かるので私の分まで泣いてくれてありがとう!笑
初めて彼らのライブを見た時、「滅茶苦茶かっこいいけど、無茶苦茶悔しい!!」と思いました。月とスッポンなのは重々承知です。しかし、洋裁学校に入ったばかりの私は「何かを表現したい、何かを作りたい、自分の胸の中にあるもの、感じたこと、美しいと感じるもの全てを全身全霊で表現したい!でもどうしたらいいんだ!」と大苦悩してました。
そんな時に、憧れの「プロのアーティスト集団」を目の前にして、感動と一緒に自分の果てしない伸び代を感じました。いつか彼らとお仕事ができるくらい努力を積み重ねて、自分を表現することに人生の全てを捧げたいと本気で思いました。
その後、私は持病である潰瘍性大腸炎がみるみる悪化していき、昨年はもしかしたら、私の夢は来世行き...?と思うようになりました。
もしもあと一年で死ぬとしたら、他人の目や世間体を必要以上に気にしたり、やる気が出ないとか、忙しいだとか、やらないための理由を見つけて過ごした日々を一生後悔するだろうなと思いました。メメント・モリという言葉には、「自分がいつか必ず死ぬことを忘れるな」という意味があります。いつか必ずやってくる死を意識することで、今を全力で大切に生きたいです。
夢を与えてくれてありがとう
現在は体調も安定し、現在は絵やものづくりを通して潰瘍性大腸炎について発信をしています。3年振りにライブへ行きましたが、第一に思い浮かんだのは「生きていてよかった...!」でした。
友人と一緒にご飯を食べたり、好きな曲を聴いたり、今日は晴れてよかったなとか、病気で辛かったけど透析治療も新薬も沢山頑張ってよかったな、King Gnuに出会えてよかったな...と、色々思い浮かんで、また涙腺が崩壊しそうだったので、沢山歌って沢山飛んで、沢山盛り上がりました。
ちなみに涙腺を崩壊させると、マスクがビチャビチャになって、目もぱんぱんに膨れて、結果ライブに集中できないので抑えています笑
以前ライブに参加した時に、悔しい!という感情でしたが、今回は生きていてよかった...!そして、彼らと一緒にお仕事がしたい!その為に私は沢山絵を描き続けて、表現や発信を続けていきたいです。KingGnuやmillennium parade、PERIMETRONなど...常田さんや沢山の才能ある方々が表現する作品達をこれからも楽しみにしながら長生きしようと思います。
来世でも来来世でもKingGnuを聴いて、私はきっと感動して、目をうるうるさせながら人生を謳歌していると思います。これからも素敵なメンバーの皆さんの活躍に期待して、応援し続けていきます。KingGnuは全曲おすすめなので是非!^_^