旅屋おかえり 原田マハ
「本日は、お日柄もよく」を読んで、原田マハさんの大ファンになりました。
原田さんの本を右から左に片っ端から全部読んでいきたいのはやまやまなんだけど、今は節約中ということで、ブックオフの100円コーナーでの出会いを大切にしている。
人気作家さんの本は100円コーナーにはなかなかいないんだけども、傷や汚れ、変形、なんかでたまにお見掛けします。100円で読んでしまうのは作家さんにも出版社にも申し訳ないんだけれど、子どもが大きくなるまでの間はご容赦ください。
といったところで今回の「旅屋おかえり」は、売れないタレントの丘えりかさんが、番組打ち切りになるなどのうまくいかない現状から、自分と旅のつながりから人生を強く進んでいく姿が描かれているお話。
僕も旅行が大好きだし、旅サラダや旅猿なんかの番組も大好きで、行ったつもりになったり、行きたい気持ちを募らせたりと、旅はわくわくするもの。
でもやっぱり、自分自身の経験が一番。みんながそう思う中でも、実は旅に行けない人もいる。事情は様々だが。
そんな人のために旅をすることを仕事にするのだが、それぞれの人の旅への思いれも様々。依頼者へ思いを馳せながら各地を旅をし、鉄壁社長の父親として、社長としての男気にも触れる。
熱くさせてもらったお話です。