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とりとめのない家族論2
この記事の最後に、沈没家族という映画を観たい、とこぼしました。
しかし、観る術がなく。(もし方法があれば教えてください…)よくよく調べたら書籍がでていたので、読みました。映画の内容とはまたちょっと違うけれど、沈没家族のことが前よりもわかった。
とあるシングルマザーが保育者を募って共同保育をしていた沈没家族の暮らしは、シェアハウスとはもちろん違うし、昔の長屋みたいな、みんなで子どもを見守るっていうのとも違う。
すごく斬新で、特別な感じがする。(うまく表現できないので気になった人は本を読んでください…)
でも、そこで育った子どもである加納土さん(著者)の言葉から感じたのは、ただただそれが、"生活"そのものだった感じ。他人に囲まれているのが日常であり、彼の普通だ。
よく考えたら家族なんて、みんな変だ。
他と全く同じ家族はない。なのに、みんな"普通の家族"みたいな顔をして暮らしている。
小さい頃、「普通の家に生まれたかった」って思った人もいるんじゃないだろうか。
私は何度も思った。よその家はみんな普通に見えた。自分の家だけ変だと思っていた。でもどこの家も、どこかしらが変だ。つまり、変であることが、普通だ。
親となった今、これからも自信を持って、変な家族を継続していく所存です。
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