GAIA Hub:集合的トラウマと癒し
去年、コロナパンデミック後に北米からスタートしたGaiaジャーニー。そこから日本語でのガイアも始まり、その中から去年7月に生まれた集合的トラウマと癒しのHubです。きっかけは、北米ガイアで話された、『変革の源泉としての「影」』というセッションでした。そこから生まれたHubも気がつけば、15回のセッションもおえ、2021年の歩みや展望を少しずつ見えてきました。そのHubで学んだことなど、こちらで少しずつでも紹介できたらと思います。
Hubの意図
日本におけるコレクティブトラウマ(集合的トラウマ)を探究し、日本における差別、抑圧、排除などの社会システムを変えてゆく道筋を探ります。その先には、トラウマを生み出さない、癒しと一人ひとりの成長が促される社会をめざすという意図があります。
定期的に開催するオンラインミーティングを通して、以下のことに取り組みます。(現在、ミーティングが3週間に1度のペースで、日本だけではなく、世界に散らばる日本人の方達と一緒にミーティングを行っています)
どんなことをしているのか?
・トラウマやコレクティブトラウマとは何かを、専門家の支援やメンバー間の対話等によって理解を深めます。
・日本で生まれ育った人々(もしくは日本に長く住んでいる人たち)の中にあるブラインドスポット(盲点)やシャドウ(影)に焦点をあて、トラウマや世代間で受け渡されるコレクティブトラウマを探求し、その癒しの道筋を知識の学びや体験(実践)を通して、ともに探求します。
・トラウマやコレクティブトラウマ(集合的・集団的なトラウマ)について、多様な視点で探求するサブグループの生成を支え、各々のグループでの成果や問題意識の共有を促します。
これらの取り組みを通して・・・
何をを目指すか?
・一人ひとりが社会との関わりを持ち、考えるきっかけをつくります。
・私たちの中にあるブラインドスポットやシャドウ、受け継がれてきたコレクティブトラウマの癒しと和解を探求するプロセスにより、個人の癒しや日本の社会システムのより良い変革に繋げます。
・平等(Equality)で公平(Equity)な社会や、トラウマをつくらず個々が生かされる社会を生み出すアクションをおこします。
※このハブでは、一人ひとりのトラウマを癒すような医療行為はおこないません。専門家の支援が必要なら、ご紹介も可能です。