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急ぎ足でやって来る秋とモズの高鳴きと夕焼け

お彼岸の土曜日お墓参りに行って来ました。
『わっ、金木犀が咲いている』
写真を撮りながらクンクンしても匂いはしない。どこか直ぐ近くでモズが鳴いているけれど姿は見えず。
二週間前に母の月命日に供えた花は枯れていて先ずはお掃除から。

ブツブツ、ブツブツと誰もいないから良いものを父母に話しかけていました。

わぁ〰️するする金木犀の匂い風にのってしてくる。掃除から帰るまでずっと良い匂いがしてました。
無事手術が終わり退院できたことを報告とお礼をしました。

とりおっち

ゲームは自分の性格を知っているので関わらない私だ。
それに余り興味も無いから。
けれど、この“とりおっち”と言うゲームは鳥好きの私には心をくすぐる物がありダウンロードしてしまった。

お陰でモズの鳴き声も直ぐに聞き分けられた。
昔の人はこの鳴き声を『百舌鳥の高鳴き75日』と観測に役立てていたようです。実際にはそれより日数は短く“霜が降りる”ようです。
あと二ヶ月もしないうちに霜が降りる季節。
今年は皇帝ダリア長く咲いてくれるかな~蕾で霜に当たり枯れてしまうことも。

寒くなって日も早く暮れてしまう。
それまでに何度綺麗な夕焼けを見ることが出来るかな?
仕事終わりのご褒美夕焼けは、職場の隣の体育館が取り壊され今年は全貌出来そう。
けれど中学校が新設されるまでの楽しみ。

銀木犀(金木犀)の思い出

こどもの頃のお話、実家には大きな洞のあるギンモクセイの大木が庭に有りました。
このギンモクセイの白い花がなんとも恨めしく、「何で家だけ“白い花”」と嫌いでした。

それでも良い香りがして落ちた花を沢山拾い集めては父の薬の空き瓶に入れ水に浸し“香水”が出来るものだと思っていました。
思いは儚く翌日には茶色い花と茶色い水になっていてずいぶんガッカリした事を思い出しまします。

母の兄は植木屋さんでこのギンモクセイの大木やサツキ、梅の老木など家を新築する時庭から畑に移植してもらったと記憶していましたが…

実際に新しい庭に移植してもらった頃にはすっかり忘れていて金木犀が咲く頃にずっと後になって思い出してはずいぶん残念に思いました。

あの洞のある大木のギンモクセイはずいぶん貴重な木だったのだと後から思うようになりました。

もしかしたら大きな大きな洞だったので移植は無理で伐られてしまったのかも…
そんなうっすらとした記憶も残ってたり…

父にも母にも、伯父さんにももう確かめることも出来ず謎のままです。

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今年一本だけ残していたてまりてまりの花

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今咲いているのんびり屋の百合