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【マーケティング担当必見!】マーケ組織が押さえておくべきデータ分析基盤・データベースの基礎
みなさんこんにちは、グロースアナリティクスフォースカンパニーの青野です。
今回の記事では、マーケティング担当者が押さえておきたいデータベースの知識についてお伝えします。
この記事をお読みの方は、マーケティング部署や販促部門に所属されている方が多いかと思います。日々のマーケティング業務の中で、必要な数値抽出やデータ分析ができないことにお困りのケースはないでしょうか?
実際にいただいたご相談の中で、よく耳にするお声として以下のようなものがあります。
新しいプロモーションキャンペーンを企画する際に、ターゲットとなる顧客層を明確にするためにデータ分析をしたいが、どの環境で分析をしたらよいかわからない
より詳細なWEB行動を分析したいと思っているがどのように行えばよいかわからない
あなたもこのような経験はありませんか?
なぜマーケティング担当者がデータ分析基盤やデータベースに関する知識を持つ必要があるかというと、それはデータ分析基盤を使えばデータの抽出や分析・モニタリングの自由度が高められる為となります。
一例ではありますが下記のようなことが実現できます
・Google Analyticsなどのツールを使用している際に、UIの画面上に表示されていない数値が必要になるケース
・ダッシュボードで必要なデータが取得できていないケース
→データ分析基盤やデータベースの情報を使うことにより必要なデータを抽出することができる可能性がある
データ分析基盤の理解やデータベースに関する基本的な知識がないと、欲しいデータを抽出できるかどうかわからない状態となってしまいます。
その結果、データ分析基盤でできるはずにも拘らず別のサービスにコストをかけてしまう、欲しいデータが取得できずに分析の幅が狭まる、といった可能性が高まります。
このような理由から、マーケティング担当者はデータ分析基盤やデータベースの知識を身につけることが重要です。データを効果的に活用することで、より良い意思決定を行い、マーケティング活動を成功に導くことができます。
データベースの基本
まずはデータベースとは何かについて簡潔にまとめますと
データベースを一言で表すとデータを入れておく箱
となります。
データベースは、データを整理・保存・管理するためのシステムです。マーケティングにおいては、顧客データ、売上データ、在庫データ、アクセスログデータなど、さまざまな情報が蓄積され、活用されます。
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例えば、異なる部署のデータを一元管理したり、情報をリアルタイムで共有することも可能です。
また、デジタルマーケティングにおいてはGoogleアナリティクス4のデータを活用するケースが多いですが、Google社の提供している分析基盤サービスであるBigQueryを活用すると、下記のような利点があります。
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データ分析基盤とデータベースの関係性
関係性としては、データベースはデータ分析基盤の一部となります。 データベースは先にも記載をした通りデータを構造的に保存し、管理する機能で、データ分析基盤の中心的な要素となります。データ分析基盤では、データベースを利用してデータを取り出し、分析のために使用することになるのでデータ分析基盤に関わることになると当然データベースの知識も必要になります。
マーケティング領域におけるデータ分析基盤・データベースの活用
データ分析基盤・データベースを効果的に活用することで、マーケティング戦略をより効果的に進めることができます。具体的には以下のような活用方法があります。
①ターゲティングの精度向上
顧客データを分析することで、ターゲットとなる顧客層を明確にし、より効果的なプロモーションを行うことが可能です。
例えばメルマガをどういったターゲットに配信をすることが効果的なのかを、データ分析基盤を使うことによってより詳細に反応率を分析し、そこからターゲットを洗い出すといったことが可能になります。
②ユーザー行動の分析
顧客の過去の購買履歴や行動データをもとに、個々のニーズに合った提案を行うことで、顧客満足度を向上させることができます。
例えばWEBサイト上のユーザーの行動を可視化し、どこでコンバージョンに対してボトルネックになっているのかを特定、そこからサイト改善につなげることができます。
上でも記載の通り一般的によく利用されているアクセス解析ツール「Googleアナリティクス4」に関しても、BigQuery上で分析することでより詳細な分析を行うことが可能になります。
③ROI(投資対効果)の測定
マーケティング施策の効果を定量的に評価するためには、収集したデータをもとにROIを計算することが重要です。そのROIの計算は1つのツールで完結するものではなく、様々なシステム・ツールを連携して評価するケースが多いです。そういった場合にもデータ分析基盤が活躍します。
まとめ
マーケティング担当者がデータ分析基盤やデータベースの知識を持つことは、自由度の高い分析を行い、より効果的な意思決定を行うために不可欠です。
しかし、データの詳細な理解に追いつかないこともあるでしょう。その場合、専門の担当者に依頼するのも一つの解決策として良いのではないでしょうか。
ぜひ私たちグロースアナリティクスフォースカンパニーもこの領域に対して知見を有しておりご支援することができます。
データの知識と現場支援経験を持つクリエイターが御社に常駐し、データ周りのご支援をいたします。私たちは、単なるアドバイザーではなく、実際に現場で伴走しながら、御社のマーケティング戦略をサポートします。
データの活用にお困りの点や、具体的な支援が必要な場合は、ぜひご相談ください。
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