30分間回泳という行事
皆さんは海に行ったら何をしますか??
泳ぐ人、ご飯を食べる人、パーティー、スポーツ、ただ眺める、寝るetc
色々楽しめますよね。
私はもっぱら泳ぎません。
浜辺の植物観察や貝殻を見ていることが多いです。
私が住んでいるところは遠州灘と呼ばれる海があり、
潮の流れが激しい為水難事故が絶えない地域です。
なのでこの辺の人たちは、海水浴場と確認出来なければ泳がないはずです。
さらさらの砂浜なので見た感じは絶好のビーチなのですが😅
潮の流れもさることながら、
風も強いので、わりと高い波があります。
波打ち際で『ささーん、ささーん』という癒しの音を聞きたい方にはお勧めできません。
聞こえるのは、『どどー、どどーん』という1/fのゆらぎなど出ていなさそうな波の音だけです☺️
浜辺でおにぎりを食べようものなら、
ひと風吹けば『砂塩おにぎり』が出来上がります🍙
ところで、私の育った地域では伝統行事
『30分間回泳』なるものがあります
(タイトル回収)。
(皆さんの地域にもあるのかな?)
これは水難事故が多い地域だった為、
自分の命は自分で守るという訓練の一環です。
小学校5年生の時に、深いプール会場に全員で行って、
30分間をとにかく泳ぎ切るというもの。
壁を触っても、足がついてもダメ。
万が一不合格になったら、来年また受けることに。
カナヅチっ子には腹痛行事です。
…そう、私です。
ただ、父親から伝授された『マンボウ泳ぎ』と呼ばれる、要は背浮きをマスターし、
本番は優しい友達が危険がないよう近くを泳いでくれたお陰で、
合格することができました!😭
それでも本番までの道のりは過酷でした。
体育の時間では背浮きの子対策に、
顔面めがけてバケツに入った水をぶち撒かれるのです。
…本番に何があるか分からないから。
その滝行も今思えば、輝かしいスパークリングな思い出です。
何が言いたかったかというと、
今日海に久しぶりに行ってきたのですが。
お分かり頂けましたでしょうか?
波の音が怖くて近寄れず、
『海』の正面写真が全く無いことを!
それでこの『30分間回泳』を思い出しました😊
皆さん、離岸流にお気をつけて!
それでは最後まで読んで頂きありがとうございました😊