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枯れた技術の水平思考、横井軍平さんの哲学を知る
横井軍平さんの本を読みました。
「横井軍平ゲーム館」
市の図書館にはこれしかなくて、本当に読みたかった「枯れた技術の水平思考」の本はメルカリでもAmazonでも14000円〜とかです。
他の市区の図書館で探してみるか、国家図書館にいくかな、、、
電子書籍になって欲しいけど、
それだけ高額でも、今でも読みたい欲しい人がいるってすごいですよね。
横井さんは任天堂でいろいろなおもちゃやゲームを生み出しヒット作を作り続けた企画者。
ゲームクリエイター。
私は子供の頃、親の方針でファミコンなどのゲームをしたことがなく、あまり馴染みがないのですが、ファミコン、ゲームボーイ、マリオ、ドンキーコングなど作られた方と知り全てこの人がと驚きました。
花札メーカーだった任天堂を世界のメーカーにした立役者の1人でしょう。
デザイン思考とかアート思考とか言葉のない時代に活躍された方ですが、その言葉を読むと現代のビジネスマンとして持ちたい考えかたの本質がそのままだなと気づく。
お客さんが驚くような、お客さんが欲しいとも思いつかないような「暇つぶし」のものを、ありふれた技術を使って出来るだけ安く作る。
そしたらよく売れる。
っていうのが、横井さんのいう、枯れた技術の水平思考ということなんですが、
「枯れた技術」とは、”すでに万人に使われ、メリット、デメリットが明らかな技術”を意味していて、「水平思考」とは、”既存の考えや固定概念に捉われず、物事の視点を新しい確度から見る”という意味です。
「当たり前になった技術を、異なる用途を組み込むことで全く新しい商品を生み出す」という姿勢で、たとえばみんなが驚いて欲しがるカラーのゲーム画面ではなく、あえて白黒の液晶という電卓などでつかわれてい?安価な技術を使って、長時間ゲームをし続けられるゲームを作ると言ったことで、結果的に開発のコストを抑えることができるというわけ。
これを読むと、人に喜ばれるものづくりの本質は変わらないんだなと思います。
私の言語化力が足りなくて、言葉ににならない思いもひしめく読後感です。
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