Spring View
春 望
国破れて山河あり
城春にして草木深し
時に感じて花にも涙を濯ぎ
別れを恨んで鳥にも心を驚かず
烽火 三月に連なり
家書 板金に抵る
白頭 掻けば更に短く
すべて㬜に勝えざらんと欲す
杜甫
国都長安は反乱軍の手に落ち破壊されても、
周辺の山河や自然は昔通り、
城内に春の季節がおとすれて、草や木が緑深く生い茂った。
戦乱の非常時を思えば、変わらずに咲く花を見ても涙がこぼれ、
家族との別離の悲しさに、鳥のさえずりにも心が痛む。
いくさののろしは三か月間、途絶えずに上り、
家族からの便りは途絶え、もし届けば金にかえられない貴重なもの。
白髪は、憂いや悩みで頭を掻くたび衰え短くなり、
いまは冠を留めるピンでさえ、通せないほどになってきている。//
冒頭の句については第二次世界大戦に敗れ、海外から日本にたどり着いた引揚者たちが
惨憺たる国土の有様を目にして、等しく同様の感慨をもったと河出書房新社『漢詩の世界』(山口直樹著)にある。
LOUDNESSの「Lament Of Ales(アレスの嘆き)」の歌詞もそれに近い。
NHK+で閲覧した「中部ネイチャーズ 知られゼる槍ヶ岳 」後編が「かほ」が小槍へのクライミングに挑戦。なかなかの緊張感あるな。
天狗原の天狗池における逆さ槍も
それにしても山行で行程スケジュール誤ったことはないがさすがは荒唐無稽な夢の中の出来事、設定は乗鞍岳ということですが全然山域違う(笑)
そんな山頂でゆったりし過ぎてないのに日没間近にスキー場のロッジのような巨大ホテルも突然現れ、そこに泊まるわけでもないが、
スキー客もたくさんいて、紛れて一晩過ごす作戦に。AM2:30なぜか空が明るくなる。じゃあ下山しようかと思ったら登山靴がない
どっかで脱いで場所が分からなくなった。
山での日没と持ち物紛失の不安恐怖が夢に顕在化。
現代思想において「人間は過剰な動物だ」と既定される。確かに獅子や虎は無駄なく生きている。余計な餌を取らない。
狩りのとき以外はグータラして余計な活動をしない、自己啓発などもしない、未来を予想し過ぎるから不安になり備えるべく
自己啓発が人間は始まる。
南米チリ・パタゴニア(アンデス山脈の南端、南極に近い)のトーレス・デル・パイネの三本の塔、壮観である。
しかし奥穂南稜のトリコニ―もなかなか壮観である。
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