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ガチ産業医、裁判傍聴に行くの巻(随筆noteシリーズ13・有料記事)

某日、某地方裁判所に知り合いの弁護士さんにお連れいただき、裁判傍聴というものを初めて経験いたしました。大変勉強になったことを他の方々とも共有したいことや、弁護士さんにもお礼を伝える意味で、本記事を作成します。ぜひ皆さんも、一度は裁判傍聴をしてみることをお勧めいたします。

裁判傍聴とは

詳細は割愛しますが、裁判を傍聴するということは憲法で保障された国民の権利であり、裁判所の活動について主権者たる国民は、不断の監視を行う権利を有するもので、裁判の公開は民主主義の根幹にかかわるものである、らしい、です(レペタ法廷メモ訴訟より)。これまで傍聴してこなかった国民の1人としては、この辺りの知識もなく、恥ずかしい限りです。

憲法第八十二条
裁判の対審及び判決は、公開法廷でこれを行ふ。
② 裁判所が、裁判官の全員一致で、公の秩序又は善良の風俗を害する虞があると決した場合には、対審は、公開しないでこれを行ふことができる。但し、政治犯罪、出版に関する犯罪又はこの憲法第三章で保障する国民の権利が問題となつてゐる事件の対審は、常にこれを公開しなければならない。

裁判傍聴は資料・パンフレットが公開されていますし、また裁判傍聴のブログなども多くありますので、行く前にいくつか見ておくとさらに知識が深まると思います。

裁判所:個人での傍聴傍聴Q&A各種パンフレット(下の「法廷ガイド」もこちらのパンフレットサイトにあります)

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刑事数件、民事数件を傍聴しましたので、その感想をつらつらと書いていきます。用語が間違っていたり、推測推定ばかりの文章になって申し訳ありませんが、ご容赦ください。

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