37.人事連携の落とし穴
産業保健職が連携する部門として、最も多いのは人事部門かもしれません(企業によっては、人事部門以外にも総務部門、管理部門などと名称や機能が少しずつ違います)。産業保健職の窓口・連携担当であったり、職場巡視に同行したり、労働者との面談に同席したり、就業上の措置についてともに検討したりと、協働する場面はとても多くあります。企業や事業者、職場、従業員との橋渡しをしてもらう場合もありますし、企業のニーズを代弁してくれる人事担当者との関係性はとても重要ですし、産業保健職が評価されていくためには人事担当者の期待に応えていく必要があるとも言えます。しかし、ここにも多くの落とし穴が潜んでいますので、この記事でご紹介していきます。
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