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産業保健マインドとは

前回の「臨床マインドからの脱却」の続きです。「臨床マインド」を脱却すれば、あとは「産業保健マインド」にマインドセットを変えていくことが重要です。しかし、「産業保健マインド」とか「産業医マインド」という言葉は、この界隈ではよく使われる言葉ですが、実際にほとんど言語化されているものはないように思います。少なくともググッた感じでは全く見当たりません。きちんと言語化されていないのに、「産業保健マインド」にマインドセットを変えていこう、というのもおかしな話です。そこで『ガチ産業医的・「産業保健マインド」』を勝手に作ってしまうことにしました。

なお、この記事で扱うのはあくまでマインド(物事に対する意識)、マインドセット(思考態度)であり、知識や経験ではありません。とは言え、実際にマインドセットを変えるためには、多少なりともその土台となる知識や経験も必要になります。また、個人ごとの感覚やセンスによるところも大きいのではないかと思います。

補足:
マインド(英: mind)とは、ある物事に対する意識、特に個人や集団が何かをしようとする意識を指す言葉である。また、広く人間の精神を意味することもある。

マインドセット(mindset)とは、自身の習性として根付いた物の見方や考え方、を意味する表現。「思考態度」と訳されることもある。先入観・信念・判断基準・無意識の思い込み、等々の思考の傾向を指す。

Weblio辞書より

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