チェロのメモ 2023/03/11

1週空いたので、曲なしだった。

最初にやる音階(ハ長調)とは別に、イ短調の音階をひさびさにやる。イ短調は上りと下りで指が変わるのをちゃんとできれば問題がない。

バリエーションとして、シンコペーションで弾くのもやった。4/4を休符、アップ、ダウン、アップと弾くのだが、このアップダウンアップで弓をどれくらい使うかが難しい。最初のアップと次のアップを同じぐらいにしてしまうと、次にまたアップダウンアップで弾き始めるときに戻す動作が大きくなりすぎてバタついてしまう。また、音ものっぺりとした感じになる。

なので、最後のアップはけっこう短めにする。そうすると動作もバタつかず、音もいい感じに強弱がついて、全体的にきれいになる。

一応イ短調は復習だったので、新規のもやる。教科書にはハーモニーと書いてあるのだが、実際はオクターブ違いのユニゾンをする譜面。先生と合わせる。

譜面はかなりシンプルなのだが、音をドンピシャで当てるのに苦労した。いつものことだが、こういう音程を当てないと話にならない場面で、ピタッと決まらないのがよろしくないところである。特にA線のときに顕著だ。

もう数年もやっているが、A線の1ポジの4の指(レの音)を当てる練習をする。手を弦から離して、それから弦に当てたときに、調整せずに正しい音が出るようにする。これが、あたらめてやってみると、当たらない当たらない……。当たっているときの腕全体の感覚を覚えておいて、ということなのだが、すぐ自信がなくなる。チェロ自体の位置なども関係するから、なおさら難しい。みんなどうやってるんだろうか。指板の微妙な違いなども読み取っていたりするのか。

自分にだけ見えるフレットが欲しい。