チェロのメモ 2023/12/02
いいかげん終わらせたい教科書のレッスン。最初に一度弾いてみると、もっと軽くと言われるが、完全に今回で終わらせる……!という気負いである。
今日は弦からヒャーという音がしてしまうことが多く、弾く位置が低いと言われる。指板寄りを弾くことで少し軽減する。あとはむずかしい部分で左手が先行してしまって余計な音が出てるということもあって、右手のタイミングを遅らせるとあまり出なくなった。
この期に及んでいろいろ出てくるが、基本は押さえられていたのか、このレッスンはやっと終わった。曲が進まないのもそうだが、教科書が進まないとなかなかに焦ってしまう。とりあえず終わってよかった。
残りは曲。相変わらずグニャグニャで笑ってしまう。確実に練習不足なので、まあ、やれよ。という感じしかない。
そんな中、今日は冒頭のフレーズをしっかりやった。最初のクレッシェンドを意識しすぎて強く弾きすぎるので、アップボウは力を入れずとも音はしっかり出るようになるのだと言われる。クレッシェンドも千差万別だが、今回の曲はいかに自然に、軽やかに、愛らしくやるのかというのが大事なので、無理に力を入れる必要はない。曲によって、どういうイメージで音を出すかをちゃんと決めることが要求される。これはレッスンでも同じ。
何よりもまず、自分のかたさをとるのが大事なのだが、いちばんむずかしい。チェロだけじゃなくて人生の課題みたいな感じがしてくる。