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第5章 覆面座談会

二人がSwimmyを作るまでの過程を残しておこうと始まったリレー連載。第4章まで読んでいただいた皆さま、たくさんのご感想をありがとうございます。第5章はあやこが担当します。いよいよSwimmyプロジェクトが本格始動します。

第1章「アイスティーとラジオ」のアーカイブはこちらから
第2章「りんごともも」のアーカイブはこちらから
第3章「Swimmyと仲間たち」のアーカイブはこちらから
第4章「マガジンと助成金」のアーカイブはこちらから

覆面座談会①(2024/01/19)

大変だった助成金の申請準備ですが、得たものは助成金だけではありませんでした。
第4章2話でもお届けしたように、まず私たち自身がこれから何をやっていきたいのか思いを共有することができました。
また、プレゼンで人にわかりやすく伝えるという作業を通して、Swimmyの活動をはっきりと言語化できるようになりました。
さらに、Swimmyという雑誌自体のプランが明確になるというメリットもありました。
資金を助成していただくためには、そのお金を使って何ができるのか明確にしなくてはいけません。
プレゼン準備段階で、私たちのミッションに合ったマガジンの企画内容はどんなものだろうと知恵を出し合い、いくつかプランを練っていたことで、助成金が決定した後もスムーズにマガジン制作へ取り組むことができました。

私たちのメイン企画は3つ。
①コラム ②お悩み相談企画 ③座談会
どれも教育に関して広く取り上げ、先生と保護者が互いに「そうだったんだ」と気づきを得られるような企画にしました。
ところが、企画と実行は大違い。
次回は、やってみたら思った以上に大変だった座談会についてお伝えしていきます。

覆面座談会②(2024/03/22)

今回私たちが企画した座談会は、教員と保護者に2名ずつ参加していただき、普段言えない本音を互いの前で語ってもらおうという企画でした。
興味を持っていただいた保護者や先生に声をかけ、オンラインで実施することとなりました。
今回のテーマは「ちょっとしたことでは連絡したくない保護者・ちょっとしたことでも連絡したい先生」でした。
皆さんも興味があるテーマなのではないでしょうか?
実際の座談会もとても盛り上がり、保護者が遠慮してしまう理由や、先生が何を大変と感じ、何を大切にしたいと考えているかなど、普段のやり取りでは聞けない本音が聞けて大変興味深かったです。
これはもちろん雑誌用の企画ではありますが、「参加者自身に気づきがあるような企画をする」ということも目的の一つとしています。
その点で、参加してくださった先生、保護者、さらにはその場にいた私たち自身も、先生と保護者の関係を考える機会になり、とても良い企画の一つだったと感じています。

覆面座談会③(2024/04/19)

さて、とても盛り上がった座談会でしたが、大変なのはその後でした。
1時間ほどの座談会でしたが、密度が濃すぎてこれをどうやってまとめて良いか途方にくれてしまったのです。
私たちは雑誌づくりは素人です。
残念ながら文字数等の見積りも適切にできていませんでした。
それでも、せっかく皆さんに協力してもらってとても良い話し合いができた座談会……なんとしてもお伝えしたい!
当時は私たちに加え、理事としてマックさんとふじぽんというメンバーがいました…
4人でなんとか文字に書き起こし、座談会の熱が伝わるように見開き1ページの記事にまとめることができました。
座談会記事は、ぜひペーパー版Swimmy、またはSwimmy Webからご覧になってくださいね。
https://growing-ups.org/swimmy_paper/

覆面座談会④(2024/06/7)

G-Ups立ち上げからSwimmyプロジェクトの始動まで、G-Upsを動かしてきたのは私たち2人でした。
しかし、この頃から徐々に周りの人の力を借りて進めていくことが多くなりました。
座談会自体はもちろんのこと、その参加者もメンバーの人脈から紹介してもらいましたし、その後の記事への仕上げも仲間の協力があってのことでした。
最初に立ち上げたのはもちろん私たち2人ですが、G-Upsが少しずつ周りの力を頼りながら活動を広げられていると感じられるようになったのもこの頃でした。
G-Upsのミッションは先生と保護者を繋げて子どもたちの幸せのためにみんなで協力していくことです。
Swimmy制作を通して、小さいながらもその輪を作れていることが、とてもありがたいことだと感じています。
Swimmy制作秘話はまだまだ続きます。
次回以降も楽しみにしていてくださいね。

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