メルマガ⑭【G-Ups の交流会のご報告】2023/01/27配信
G-Ups 公式メルマガ第14号
皆さま、こんばんは!
G-Upsからのお知らせです。
--今回のお知らせ内容--
①G-Ups交流会のご報告
②G-Upsの会員募集
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①G-Ups交流会のご報告
先日1月20日(金)
「G-Ups交流会 ~SwimmyダイアローグVol.3~」を開催いたしました。交流会の一部始終の内容を振り返りとして、報告いたします。
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<題材にした記事>
https://growing-ups.org/participate-pta/
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<交流会の内容>
・自己紹介
・交流会(ブレイクアウトルーム)
・全体共有
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<交流会での意見など(一部)>
・PTAの役員などは拒否したり、「できればやりたくない」と思ったりすることが毎年あります。現在の勤務校の規模が小さく、保護者同士の面識があり、子ども同士が同級生でなくてもお互いを知っているので、アットホームな感じです。保護者が「役員やる?」と言えば、「あなたがやるんだったら私も手伝う」という雰囲気があります。「学校のためにやる」というよりも、人の人との繋がりでもっているPTAだなと感じました。カフェやホッと一息つく場があり繋がりを作れば、活気あるPTAになるのではないかと思いました。
・前に勤めていた学校は規模が少し大きく、子どもがいくつかの小学校から中学校に来るところでした。小学校ごとの保護者の特徴もあったり、積極的な地域でもなかったりしていたので、それがギクシャクしてやりづらかったという経験があります。「(役員など)やるよ」と言ってくれる人がいれば。その人を中心にうまく回るのだろうと思います。会合などに来ない家庭については、教員がくじを引くことがあり、それはとても嫌でした。
・私は、先生と保護者とのパートナーシップを築く方法をすごく考えていて、コロナで集まる機会が減ったので、先生と保護者との関係性を築く場を持ちたいなと考えています。記事にあるように、積極的に動いてくれる人がいてくれて、そしてかなり工夫されているなと感じました。そして、どうすれば動けるようになるのかなということも考えながら記事を読みました。
・本部役員が前向きにいろんなことを良くしようという気持ちがあったから、周りの保護者もそうしようと動いてくださいました。できるだけみんなで話し合い、役員でない人については、別の形で協力したいと思えるような雰囲気が作られていたので、それがよかったです。
・保護者含めて人は、自分の得意分野を人のためにやりたいと思う人が多いと思います。例えば、PTAの活動の中で、ベルマークの活動や前に出て仕切っていく役割などについて、「(ボランティアの形でも)ちょっと協力してくれませんか」と言えば、「前に出て仕切ってやるのは嫌だけど、ベルマークを切るぐらいはやります」という人や「目立つことをやりたいです」という人はいると思います。適材適所に合わせた仕事に触れたり、「それくらいなら手伝おうかな」と思えることができたりしたらいいと思います。しかし、そこには「あの人はやってない、楽してる」などの「平等、不平等」の話にもなるので、意識改革が必要だなとも思います。
・私は、保護者としてPTA役員を経験したとき、他の親との縁ができたと感じました。記事に書かれてあったような活動をもっと多くの人に知ってほしいです。PTA活動に関する課題や「こう変えたいな」という声がなかなか言い出せないこともあり、そう思っている人もいると思います。でも「できる人ができることを」という考え方で活動が行われたり、誰一人取り残さないような活動もできたりすればとても良いと思います。
・PTAの教育講演会が毎年ありましたが、それは興味ある人しか来ないので、「みんながもしくは親子で来れる場所にしたらいいんじゃないか」という声が出て、劇団を呼んだことがありました。それがすごく面白かったです。それは、校長先生が提案してくださったことで、今までの流れと全く違ったので、そのようなこともあると少し良くなると思いました。
・懇親会に呼ばれたり、お酒の席に参加したりすると、親とざっくばらんな話ができ、そのような交流は以前はよくありました。コロナ禍や時代の流れで、それを続けていいのかということも考える点だと思います。
・保護者と先生との関係性ができていると、お互いの気持ちに共感できるかと思います。修学旅行の行き先の変更について、校長先生から相談されたこともあります。このように、意見を聞いてくれると、親も関わっている感じがします。
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<参加者からいただいたご感想>
・保護者と繋がることに臆病になってはいけないと思いました。子どものためにみんなやりたいって思ってるからです。(アダージョ・小学校教諭)
・学級・学年の保護者の方との関わりはいつも頭において、持ちつ持たれつの関係を目指して、頼らせてもらっています。しかし、PTAとなると、なかなか自分から動けてないと反省しています。自分の立場として、「まずは教師から」。みんながやりたくて仕方がないPTAの仕組みをつくることの魅力を実感した時間になりました。(かじたろ・小学校教諭)
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②G-Upsの会員募集のお知らせ
G-Upsでは随時会員を募集しております。
G-Upsの会員になっていただくと、様々なイベントに無料で参加することができます。
友人やお知り合いなどで、子どもの教育に関する思いや経験を生かして、一緒に教育の改善に携わってみたいという方やそれにご興味のある方に声をかけていただければ嬉しいです。
◆ 会員募集の動画
◆会員登録フォーム
https://forms.gle/Pj8BSu55qNUk1X5E9
◆G-Upsリンクページ
https://peraichi.com/landing_pages/view/growingups
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ーーあと書きーー
先日の交流会に参加してくださった皆さま、本当にありがとうございました。
このPTAに関する記事を読んだり、今回の参加者たちの考えなどを知ったりして、読者の皆さまはPTAに関してどのように感じましたか。
PTAはその名の通り、親(Parents)と先生(Teachers)が繋がる会(Association)です。PTAは、アメリカでの母親運動から始まったという古い歴史があり、本来は、保護者たちの自立的な組織によって運営されるものだと位置付けられているようです。
保護者同士の協力が得られたり、交流の場を設けたりすることは、大きなメリットだと思います。また、保護者と先生との良い関係が築かれることで、より良い活動も進められると思います。そして、記事にあった「サポーター制度」のように「できる人ができるときにできることを」という方法も、自立的な活動を進める上で大切なことではないでしょうか。
ただ、これらはPTAの活動を続ける上での手段であり、それを通して「子どもたちの教育に還元していく」「子どもたちが社会に出ていくために必要な教育や環境を整えたり与えたりしていく」ことなど「子どもの姿」がその先にあると思います。今一度、PTA活動を含めた私たちがする教育活動の目的は何かを改めて考え、それを忘れないようにしたいです。
(G-Ups事務局 公式メルマガ担当 吉田達也)
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今回のお知らせは以上です。
長文になりましたが、最後までお読みいただきありがとうございました。
今後ともよろしくお願いいたします。
発信元:G-Ups 事務局