はるじおん

専ら、自分のためだけに書いている。 「例え匿名でも嘘だけはつかない」 アイコンは青嶺ト…

はるじおん

専ら、自分のためだけに書いている。 「例え匿名でも嘘だけはつかない」 アイコンは青嶺トウコ様のお写真をお借りしています(許可取得済)

マガジン

  • ”吐き”溜め

    行き場のない気持ちを書き殴った断片たちの集まり。だいたい散文

  • ガラクタ置き場

    詩にもエッセイにも小説にも成れなかった言葉たちの集積所。拾われていつか形になるかもしれない、ならないかもしれない。

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最近興味のあるもの

パーシー・ビッシュ・シェリー
唐詩
アドレスホッパー
老子と荘子
Alexis FfrenchとLudovico EinaudiとDebussy
電子パーカッションaFrame
東西冷戦

この時の自分は何に興味があったのか
1年後には結構忘れてたりするから

頼る、期待しない。縋らないために[散文]

僕の新たな人生のテーマ。 「仲が良いから」「友達だから」「家族だから」わかってもらいたい、と思っていた。共有したい、と思っていた。わかろう、ともした。 でも、そ…

ずーっと考えていることがある。もし、一神教がこの地球を席巻していなかったら、どんな世界になっていただろう?もし、日本の「開国」が倒幕と地続きの流れでなかったら、どうなっていただろう?歴史にifはないからこそ、ifを考えてみているのだ。こんなに思考が羽ばたいていくifはない。

かなしいことばかり[散文]

"過去と未来の消えてしまったあなたへ捧ぐ" 進むことも戻ることもできずに 身動き取れぬまま、 きょうもかなしい話をみたよ。 背中の真ん中まで伸びた艶めく黒髪を、 頭…

杜甫の春望がとかく好きだ。どんな世になろうとも、激動の時がやってこようとも、社会体制が知らぬ間に水面下で変貌して好ましくない方に向かおうとも、天地はずっとここにある、と思えば慰められる。かの詩聖も、打ちひしがれたのちに「国破山河在ー」と見いだし詠んだと思えば励まされるというもの。

そうだ、忘れないように。これも明文化してあえて公開しておこう。現代日本国の政治体制における前提からの崩壊っぷりについて考えてたら、ルソーの先見性って凄いなという気持ちになった。どういうことなのか、いずれしっかり記事にできたらいいねえ、と願望だけは書いておく

公共の福祉とか、公衆衛生とか言われたらジ・エンド。抗ったら反社会的性質を持っていると断罪される(ようになる)。アニメPSYCHO-PASSでは、犯罪行為を一切していなくても「犯罪係数」が高い人間は隔離され収容施設に入れられる。つまり自由がないわけだ。さ、20年後この国はいかに?

最近はとにかく古典の世界に逃げている。救いと類似性を求めて。古の賢人たちが乱世に何を見出し、どう生き延びたのか。私と同じ、名も残らない民たちはどんな嘆きを詠ったのか。……それに伴い政治体制を考える。
現代日本における議会制民主主義の破綻とか。新たな体制を発明する天才求ムとか(笑)

思い出して、そうして還ろう[散文詩]

さあ、思い出してごらん。 ぼくらもともと、すべてに連綿と繋がっている、拓かれたいきものだったこと。 それだけで尊いってこと。 いま君が纏っている尖った装甲は、要ら…

2

暗黒の呼ぶ声が聞こえていた

ほら、ここまで来てしまえ。堕ちてしまえ。何も考えず、我に呑まれてしまえ。我を受け入れよ。さすれば楽になる。 そうやって、暗黒がずっと僕を手招きしていた。呼ぶ声は…

3

僕らいつまで[散文詩]

いったい僕ら、いつまで走らされる? ありもしない理想郷のために、 誰も為し得ない目標のために、 お互いがお互いを監視しあいながら、 これでいいのかと疑問を持つことも…

4

己がどう生きたいか?
すなわち、どう生きていれば己は幸福なのか?
ということを考えていたら、「所有する」というキーワードにぶち当たった。これはしかと分析せねば。

忘れないように且つ時間かかっても良いからちゃんと明文化するように、戒めを込めてあえてnoteに書き記し公開する。

2

「軽率に絶望する」性質。

最近気づいた。世間というか人間の社会体制にめっちゃくちゃ絶望して割と心の底から「溶け消えて己の存在を無くしてしまいたい」って思う時期が、周期的にやってきているの…

2

言語化能力

が、欲しい。 ずーっと考えてる。 どうやったら言語化できるのか、この感情を。モヤモヤを。悔しさを。絶望を。愛しさを。慈しみを。揺さぶられたこころを。 人と理路整…

3

螺旋階段

「よかった、きょうもおれ、ちゃんと生きたまま寝床についた」 心底ホッとして、思わず口に出して言っていた。 おれはいつも螺旋階段をただひたすらに下っている。踊り場…

1

THE HABIT - noisy,lazy,allergic -

イラっとさせられる。何も考えずただ惰性で行われるあの習慣に。必要性はないし価値もない。どこが良いのかどうしても理解できない。……ないない尽くしだ。 おれにとって…

1

最近興味のあるもの

パーシー・ビッシュ・シェリー
唐詩
アドレスホッパー
老子と荘子
Alexis FfrenchとLudovico EinaudiとDebussy
電子パーカッションaFrame
東西冷戦

この時の自分は何に興味があったのか
1年後には結構忘れてたりするから

頼る、期待しない。縋らないために[散文]

僕の新たな人生のテーマ。

「仲が良いから」「友達だから」「家族だから」わかってもらいたい、と思っていた。共有したい、と思っていた。わかろう、ともした。

でも、その思いでもって伝えようとすればするほど、話を聞こうとすればするほど、むしろ孤独は深まるだけだった。

期待するから虚しくなる。
期待するから苦しくなる。
そうする内に耐えきれなくなって、頼ろうとして度を超えた。「縋る」になってしまってい

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ずーっと考えていることがある。もし、一神教がこの地球を席巻していなかったら、どんな世界になっていただろう?もし、日本の「開国」が倒幕と地続きの流れでなかったら、どうなっていただろう?歴史にifはないからこそ、ifを考えてみているのだ。こんなに思考が羽ばたいていくifはない。

かなしいことばかり[散文]

"過去と未来の消えてしまったあなたへ捧ぐ"

進むことも戻ることもできずに
身動き取れぬまま、
きょうもかなしい話をみたよ。

背中の真ん中まで伸びた艶めく黒髪を、
頭の高い位置でギュッと一纏めに結びながら
「こうすると気合いが入るのよ。あと少し、もう少しだけって踏み止まれるの」
って、振り返り笑いかけてくれたあなたの背中が、今はこんなにも遠い。

もう二度と追いつけぬと知りながら、
それでもあな

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杜甫の春望がとかく好きだ。どんな世になろうとも、激動の時がやってこようとも、社会体制が知らぬ間に水面下で変貌して好ましくない方に向かおうとも、天地はずっとここにある、と思えば慰められる。かの詩聖も、打ちひしがれたのちに「国破山河在ー」と見いだし詠んだと思えば励まされるというもの。

そうだ、忘れないように。これも明文化してあえて公開しておこう。現代日本国の政治体制における前提からの崩壊っぷりについて考えてたら、ルソーの先見性って凄いなという気持ちになった。どういうことなのか、いずれしっかり記事にできたらいいねえ、と願望だけは書いておく

公共の福祉とか、公衆衛生とか言われたらジ・エンド。抗ったら反社会的性質を持っていると断罪される(ようになる)。アニメPSYCHO-PASSでは、犯罪行為を一切していなくても「犯罪係数」が高い人間は隔離され収容施設に入れられる。つまり自由がないわけだ。さ、20年後この国はいかに?

最近はとにかく古典の世界に逃げている。救いと類似性を求めて。古の賢人たちが乱世に何を見出し、どう生き延びたのか。私と同じ、名も残らない民たちはどんな嘆きを詠ったのか。……それに伴い政治体制を考える。
現代日本における議会制民主主義の破綻とか。新たな体制を発明する天才求ムとか(笑)

思い出して、そうして還ろう[散文詩]

さあ、思い出してごらん。
ぼくらもともと、すべてに連綿と繋がっている、拓かれたいきものだったこと。
それだけで尊いってこと。
いま君が纏っている尖った装甲は、要らないってこと。
軽いのに重たくのし掛かる、そんな装備よりもっとすごい、光る翼持ってるってこと。

さあ、拡げてごらん。
そうして還ろう、
尊ぶべきいきものだった頃に、
内なる宇宙、内なる深淵、内なる大海を抱く、
確固たる己といういきものに

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暗黒の呼ぶ声が聞こえていた

ほら、ここまで来てしまえ。堕ちてしまえ。何も考えず、我に呑まれてしまえ。我を受け入れよ。さすれば楽になる。

そうやって、暗黒がずっと僕を手招きしていた。呼ぶ声は常に聞こえていた。

いっそ呑み込まれてしまおうか。そうすればこの苦しみから、恐怖から、絶望感から解放されるのだろうか。

堕ちかけた思考を引きあげてくれたのは、触れたらシャリンと音を立てて溶け崩れそうな儚い、でも確かにあたたかくやわらか

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僕らいつまで[散文詩]

いったい僕ら、いつまで走らされる?
ありもしない理想郷のために、
誰も為し得ない目標のために、
お互いがお互いを監視しあいながら、
これでいいのかと疑問を持つこともゆるされず、

深い谷底まで
二重螺旋で引きずり込みあって、

君の悲鳴が聞こえた
気がして振り返ったら、もうそこに君はいなかった
君はとっくにつめたくなっていたんだろう。
僕は鈍いから、
僕に力は無いから、
君をすくいあげることはでき

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己がどう生きたいか?
すなわち、どう生きていれば己は幸福なのか?
ということを考えていたら、「所有する」というキーワードにぶち当たった。これはしかと分析せねば。

忘れないように且つ時間かかっても良いからちゃんと明文化するように、戒めを込めてあえてnoteに書き記し公開する。

「軽率に絶望する」性質。

「軽率に絶望する」性質。

最近気づいた。世間というか人間の社会体制にめっちゃくちゃ絶望して割と心の底から「溶け消えて己の存在を無くしてしまいたい」って思う時期が、周期的にやってきているのだ、と。

この周期的に絶望する感じを、己で勝手に「軽率に絶望する」と名付けたわけだが。この軽率な絶望の厄介なところは、絶望している時は真剣に絶望していて、その気持ちは打ち消したり無かったことになどできぬホンモノという点だ。

今だから笑っ

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言語化能力

言語化能力

が、欲しい。

ずーっと考えてる。
どうやったら言語化できるのか、この感情を。モヤモヤを。悔しさを。絶望を。愛しさを。慈しみを。揺さぶられたこころを。

人と理路整然と話がしたいんだけどな。

思考が全部とっ散らかって収集つかねえのがいけないんだな。

読書感想文と言語化能力言語化能力についてずーっと考えてたら、学生時代におれが読書感想文が死ぬほど嫌いで苦手で苦痛で逃避できるならば逃避したかった、

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螺旋階段

「よかった、きょうもおれ、ちゃんと生きたまま寝床についた」
心底ホッとして、思わず口に出して言っていた。

おれはいつも螺旋階段をただひたすらに下っている。踊り場すらもなく、どこまでも下方に向かって伸び続ける螺旋状の階段を。おれは必ず階段の先端に居て、足を一歩前に出すとまた新たな段が現れる。逆に言えば、おれが踏み出さない限りは階段は現れないし伸びない。そして、下り続けるのをやめた時が命の終わり時だ

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THE HABIT - noisy,lazy,allergic -

イラっとさせられる。何も考えずただ惰性で行われるあの習慣に。必要性はないし価値もない。どこが良いのかどうしても理解できない。……ないない尽くしだ。
おれにとっては、否定しかできないその習性。

一気に世界が雑音で満たされていく。うるさくてうるさくてたまらない。どうしようもなく行き場もない苛立ちに、あたまとこころが支配されてしまう。こんなものに煩わされたくなんかないのに。

おれは、それが、だいきら

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