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自己啓発本の行きつく先

自己啓発本を一度は読んだことある方が多いのではないでしょうか?
僕自身も一時期自己啓発本を読んでいる時期がありました。

読むきっかけになったのは転職を考えている時に相談していた方から本田直之さんの「なまけもののあなたが上手くいく57の法則」という本を進めていただいてからです。
それ以降著者の本田直之さんの本を新刊が出るたびに買って読んでいました。
一度本を読むことに慣れてしまうと違う本が読みたくなってくるんですよね。大学で心理学の講義を選択していたこともあり心理学の本にも手を出すようになりました。
最初に買ったのは苫米地英人さんの「コンフォートゾーンの作り方」。その次はゲームのペルソナ4から影響を受けて「ユング名言集」を読みました。

そんなこんなで自己啓発と心理学の本を20冊くらい読んでそこから数年読まなくなったんですよね。
読まなくなった理由としては結局書いてあることが似通ってくるし、似た本しか選んでないってことに気づくんです。心理学の本は基本的に難しいしってだけです。(笑)

そしてとある年の初詣に奈良県にある薬師寺へ行った時のことです。
毎年年頭法話で薬師寺の管主さんが小一時間お話をしてくだするのです。
もともと薬師寺はお話上手なお坊さん集団らしくどこで説法聞いても面白いんですよね。
その時の官主さんは山田 法胤(ほういん)さんでした
その時のお話は東北大震災に触れらたお話でした。そしてたった小一時間の法話で仏教の虜になってしまったんですよね。(笑)
法話が終わってその場で「ブッダに学ぶとらわれない生き方」という本を衝動買い。
家に帰ってすぐに読み終わってしまいました。そして感想はというと・・・。

「この本一冊で自己啓発のすべてが書いてある。」

大袈裟ですが一発目の感想はこれです。
少なくとも自分が読んできた自己啓発本の終着点は仏教だったんですよね。
さすが悟りを開いた方の教えです。今も昔も世の中の悩み事ってのは変わらんのですね。

自己啓発本読むんだったら仏教の解説的な本を一冊読めってのが自己啓発本の行きつく先なのです。


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