#41 マルトリートメントの徒花
大学に進学していたはずの姪が
休学→退学という流れに。
本人とは話していないが、
深夜に
姪の母(私の妹)と私で長文のLINEの往復。
原因は
指導者のパワハラ
大学自体のモラハラ体質(昭和のスポ根しか指導法を知らず、それがアイデンティティでもある指導者)
チーム内の同調圧力(異を唱えたら孤立する)
チームの事なかれ主義(自分が試合に出られればOK)
姪がターゲットにされたというわけではないが
パワハラにより
気の休まらない時間
メンタルの安定しない仲間のケア(あわや…という未遂事件になった)
保護者が現状を訴えてものらりくらりの大学
競技を続けることに意味を見いだせなくなったらしい。
うちの家系なのかDNAなのか
私たちきょうだいと、その子ども揃って
「起きたことを無かったことにできない
スルーができない」体質らしい。
おかしいな。
両親とも華麗にスルーできちゃう人種だったのに。
私含め3人とも
自分の中の
許せない・譲れない一線を越えた出来事や、言葉、態度に遭遇した時
それをなかったことにできないのだ。
子どもの頃は尋常じゃないくらい仲が悪くて毎日ケンカしていたけど、
時間が経ってみたら
同じ考え方をする大人3人になっていた。
互いに干渉しないから、たまにしか会話(もっぱらLINE)しないので、そのことに気づいたのは、わりと最近の話。
そんな親に育てられた子どもたち、
そりゃあ親に似るよな。(私たちは親に似なかった)
姪が入学してからの部内の状況と
チームの根底を占める価値観を聞くにつけ
いつか死人が出るな…と思った。
そうならないに越したことはないけど。
ハインリッヒの法則に照らし合わせたら
そうなってもおかしくないと思った。
詳細は今は書かない…というか書けない。
その大学は
名前を聞けば誰でも知ってるくらい全国区。
Instagramでは部員たちが
ユニフォームを着て満面の笑顔でピースサインの花を咲かせている。
スポーツの世界は
結果がすべて
脱落していった者が徒花
結果を出すことで正当化されるパワハラ。
これでよかったんだ。
彼ら彼女らは
そう思うだろう。
理不尽な発言や態度
不都合な記憶は
なかったことにされる。
マルトリートメントの徒花が鮮やかに咲き誇る
そんな集合写真がまた一枚増えた。
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