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ハッシュタグの歴史、そして、あなたのハッシュタグは?

昨日のJH部の話の続きです

昨日は2部構成でした。1部は昨日まとめたトリセツのお話。2部は、メンバー数人のトリセツの披露とフィードバック。

その際にお伝えしそびれたことを、せっかくなのでnoteに書いてみます。
ちなみにこれは、今までにいろんなところでお話しさせて頂いたことなので、聞かれたことがある方もたくさんいらっしゃると思います。

今年の1月30日の講演「コミュニティ時代のハッシュタグ」( #タグ探し2020 )や

この3月から6月までご一緒したミライフキャリアクリニック第1期のチームAのメンバーは、きっと、うなされるくらいw。

そもそも自己紹介とは?

自己紹介業界の巨匠、横石崇さんは名著で、このように語ります。

かつての「肩書」「会社名」を武器に自分をみせる時代は終わりました
これからは「未来」「役割」を語れる人こそ
本物の「信頼」を勝ち取ることができるのです

自己紹介の目的は、信頼を勝ち取り、未来と役割を手に入れるためです。

その際のポイントは、自己紹介する自分と、相手との関係です。
あなたは、相手が作りたい未来に必要でかつ、あなたでなければ果たしえないと思う「役割」を示し、「未来」を手に入れる「交換」関係である、と考えられます。

自己紹介は「プレゼン」

さて、考えてみると、自己紹介って…自分をテーマとした「プレゼン」ですよね。とすると、自己紹介という「プレゼン」をするときは、どんなことを考えながらすれば良いでしょうか?僕がNewsPicksアカデミアでゼミの運営を担当(≒幹事)させて頂いた澤円さんは「プレゼン」についてこう定義されています

「プレゼンは、プレゼント」

とすると、プレゼン=自己紹介を聞く人が考えることは、こんな感じでしょう。

プレゼンター(=自己紹介する人)は
自分に何をプレゼントしてくれるのか

ここの「何」を、僕は「○○」と呼んでいます。
言い換えるなら「ハッシュタグ」。

昨日のフィードバックでお話しした、このコメントで触れたことです。

自己紹介をする時は
その紹介を聞き終えた人が、聞いたことを誰かに話すときに
「今、○○な人に会ったんだ」の「○○」にどんなフレーズが入れば、
その自己紹介は自分としてハッピーか
、から逆算して考える。

僕が自己紹介をお聞かせいただいた際に、まずよくお尋ねする質問はまさしくこれです。

今の自己紹介について
僕が誰かに「今、■■さんから、○○という話を聞いたんだ」と話すなら「○○」にどんな言葉が入れば、ご自身として自己紹介できた!
と思えますか??

最近聞いた(もしくは、した)自己紹介を思い出してみてください。
すぐに「○○」が思い浮かぶ自己紹介、ありますか??

「○○」=ハッシュタグとは、そもそも何か

さて、そもそも「○○」=ハッシュタグって何ですか?
いつも通り、語源をたどります
ハッシュタグ=#は、元々はラテン語の重さを表す「libra pond」でした。

その後、1963年に登場した「プッシュホン電話」の登場の際に、数字情報の伝送の際に、数字と数字を区切るための役割として「#」が使われるようになりました。

これがインターネット黎明期に、チャットルームの名前や会話のテーマを示したり、Twitterの黎明期にイベント名を他のイベントに埋もれないようにするために、ハッシュタグを使われるようになりました。

語源を踏まえた「ハッシュタグ」の役割

見てきたように「ハッシュタグ」の役割は、プッシュホンの数字と数字を区切るため、そして、Twitterで埋もれないようにするため、すなわち、他と区切って埋もれないようにするためのもの、と言えると思います。

ということで、これからの自己紹介の仕方・聞き方

ハッシュタグ=他と区切って埋もれないようにするためのもの、としたら、あなたが「他の人」と違う何かを示すせば良い、というのが一案となります。

もちろんそれが何も良いわけではなく、上述の通り、自己紹介相手にとって「意味」があるものである必要があります。

そんなこと言われても…という場合は「やれること×好きなこと」と「相手が求めること」の重なりを示したり、僕のように「辻」=「交差点」から人と人、人とことを結びつける機会を感じするのが使命、というように名前からの展開もアリ、かもしれません。

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最後に**

これからあなたが誰かから自己紹介を受ける際には「相手は自分にどんな○○を伝えたいのか」という観点から、話を聴くことをオススメします。

他方、自分がする場合は上述の通り、相手がなしたいことでかつ、自分が得体未来との重なりを念頭においた上で、聴き終えた人が「今、○○な人に会ったんだ」の「○○」にどんなフレーズが入れば、その自己紹介は自分としてハッピーか、から逆算して、やってみましょう。

お互いにとって、自己紹介が良き「プレゼント」交換の機会になりますよう!


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辻 貴之
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