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僕が「幹事力」をおすそわけしたい訳

昨日のお題は「コミュラボ 第18回オフ会 小国士朗さんと語る「熱意とコミュニティ」(開催速報!)。

小国さんは、NHKで「クローズアップ現代」「NHKスペシャル」「プロフェッショナル 仕事の流儀」など情報系のドキュメンタリー番組を中心に制作したのち、いろんなことを仕掛けて退職。今は小国士朗事務所で「注文をまちがえる料理店」「ラグビーワールドカップ『丸の内15丁目』PROJECT」「Jリーグ『シャレン』」「deleteC」などのプロデュースをされています。

いまだに余韻に浸っているので、改めて内容はまとめます。
が、コミュラボ仲間のなつみっくすが、いつも通り早くもまとめてくれています。

さて、今日のお題は「僕が『幹事力』をおすそわけしたい訳」

コミュラボ仲間の古屋武範さんが編集長を務める雑誌Fitness Business」の最新号の特集は、「コミュニティをつくる」
その中で「『幹事』がコミュニティをつくる」と題して、インタビューを掲載していただきました。改めて読み直すと「こんなに高尚なこと、話したっけ??」という内容に、古屋さんの文筆力の高さを感じています。

今日は、その「高さ」を差し引いて、いつも僕が考えたり、話したり、やったりしていることをベースに、書いてみます(日頃、お付き合い下さっている皆さんにはミミタコのことですが、改めて整理させて下さい)。

改めて、幹事とは?

■幹事と幹事力
幹事って…なんでしょう?
飲み会のまとめ役でも、コミュニティマネージャーでも、要素は同じです。
「旗」を掲げ、「仲間」を集い、「事」を成す、そのきっかけと環境を作る存在のこと、と定義しています。そのために必要な力を「幹事力」と称しています。

幹事力は、3つの力の組み合わせです。3つとは、旗を掲げる「構想力」、仲間を集う「共感力」、事を成すための「実現力」の3つの組み合わせです。

では、そんな幹事が必要とされる「コミュニティ」の定義はどんな感じでしょうか?

■「コミュニティ」の定義
共通の興味関心の「旗」の元に集った「仲間」が、継続して行う「活動」と「役割」のある場のことです。

■コミュニティと幹事で共通していること
「旗」と「仲間」の存在です。
「旗」は「何のために(目的)、何を目指し(目標)、何を(戦略)、どうやる(戦術)」の4点セット。「仲間」は「でき(能力)、やるき(意欲)、むき(方向性)」の3つの「き」。ちなみに「むき」は変えられないので、入っていただく時に見極めるのが大切です。

なぜ、幹事力が必要か?

■「旗」を自分で立てられると、楽しいから
この状況だから、より思うのは、自分が本当に心動かされる事ができるって、当たり前じゃ無いし、幸せなのだな、ということ。
僕が幸せを感じるのは、その名(=辻)の通り、ヒトとヒト、ヒトとコトの交差点(=辻)を幹事して、ポジティブな変化を起こすこと。

しかし日本は、超絶同調圧力が強く、自ら旗を立てるより、みんなで旗を立てる(立てている風を装う)のが好き。でもそれでは、自分の人生のはずなのに、自分で決めている感=主役感が感じられない、ですよね。それって、ツマラなくないですか??「自分の『人生』の幹事は、自分!」ですよ!
自分の心が動き、いろんな人の行動がかわるきっかけを作っていると、楽しいのです!それこそが「幹事」の役割であり、醍醐味です!
そうやって、年平均100回以上、1,000人以上の方にお集まり頂く機会をさまざまなコミュニティで楽しく作り続けているうちに、ノウハウがたまりました。そのノウハウをご信頼いただき、コンサルやご相談や委託ごとが増えて来ました。さらにそのノウハウの共有のご依頼が増えてきました。そして形になったのが、コミュラボ です。

■仲間が集うから
自分の人生の旗を掲げると、それに共感してくれる「仲間」が集まったり、見つかったりします
僕で言えば、ギブファーストな澤円さんや、ペイフォワードな坪田信貴先生や、Lead Yourselfな伊藤羊一さんや島田由香さん、昨日のコミュラボオフ会ゲストの小国士朗さんも、そうです。
この「出会い」の「引き寄せ」こそが、変化の激しい時代に楽しみながら生き残るために必須の術、な気がします。

■会社の寿命<自分の寿命
先日ご紹介した「ドラッカー」も書いているように、企業の寿命は30年。他方、今の僕たちの人生は100年です
企業といえば、今までの日本ではコミュニティでは「上がり」的存在。というのも日本では一般的に、生まれ落ちた瞬間に、家族、地域、学校、と複数の人がいる場があるのが当たり前。そして、学校を卒業したら、会社へ。
しかし、その「会社」=コミュニティ(アソシエーション)が自分より早く滅びてしまうのです!どうしよう…。

そりゃ

「幹事」をまず、やってみる事をお勧めします。自分で「場」を作っちゃいましょう!
自分の「旗」と、コミュニティや周りの人が掲げたり、期待している「旗」重なりを最大化することに挑戦するのです。挑戦しているうちにいろんなことがやれるようになり、それを楽しみながらやっているといろんな新たな仲間との出会いが訪れます。すると、家や会社以外の場所が自然と出来てきます。
そうした場所の「ポートフォリオ」を組めるようになると、依存と執着を手放せるので、生きるのが楽になる…気がします。

まとめ

幹事とは「旗」を掲げ、「仲間」を集い、「事」を成す、そのきっかけと環境を作る存在のこと。「自分の『人生』の幹事は、自分!」であることを意識し、動き続けているうちに仲間が集まって来ます。そうした場所を同調圧力に負けずにいくつも作り、何かに頼らずに生きていける楽しさを手にするために、幹事力をお勧めしています!引き続き、考え方と動き方をセットにして、このnoteでおすそ分けして行きます。


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