バッグが好きだったことを思い出した 〜ミステリーランチの魅力〜
好きなものを探しています、なんて記事を書きましたが、そうそう、ありましたありました。
バッグ（カバン）好きでした。
それに気がつくにもたぶん３５年くらいかかりました。
なぜ好きなのか？
旅が好きだから、だと思います。その旅の相棒として、、、というほどでもないのですが、単純な理想としてカバン一つで軽々と歩きたいということがあります。
旅先では極力その土地に馴染みたいので、スーツケースやキャリーを転がしたくないのです。
でも今回は、旅ではなく、シンプルにギアとして連れ歩きたいと思うブランド、ミステリーランチへの愛を語りたくなりました。
というか、そういうこだわり見つかって嬉しいから言いたいだけですが。。。
きっかけは、少しダサめの色のリュックをオススメされたから
ミステリーランチのバックパック自体はおもろい形だな、という程度で、正直機能やら背景やらは関心の範囲外でした。
「街でも使えて、たまに山登りにも」というリクエストに華麗に応えてくれたショップの方には感謝です。
決まり文句は、
「ジッパータグがプラスチックとかついてなくて紐なんですよ。それどころかこのリュック、音が鳴るものついてないんですよ。なぜかって？狩りをするときに音が立たないようにするためなんです。」
長いけど、これが刺さりました。なんという機能美。
デザインじゃない、目的に合わせた潔さ。男前。
実際、音はしません。ただ、そんな場所にも行ったことありません。
遭難しかけた初めてのソロ登山のお供でした。
汗と土で汚れまくって少し後悔したので、仕事のときに使います。
黒が欠品で「この色しか・・・」と言われたものの、他人と被らず、ハズした感じがたまらない
汚れてもいい登山用のミステリーランチがほしい
FRONTは山登りにはちょっと容量が少ないのと、なんか汚したくないので、もう少しガシガシ使えるバックパックを、ということで探しました。
他のブランドも探したのですが、背中のアジャスター機能がいい感じなので、ミステリーランチで。
結果見つけたのが、32Lのくしゃっとしてるけど軽そうだし、色もいい感じの緑（フォリッジグリーンといいます）のものです。
こいつとはまるッと３年山登りに付き合ってもらっています。まあ、山登り用のバックパックなので、小分けポケットも多く、使い勝手がとてもよく。なにより、とても軽いです。
おにやんま君、熊ベル、救急キット、対熊スプレー常備です。ポケットには虫除けグッズ満載
辿り着いた定番品
ミステリーランチといえば、「3DAY ASSAULT」というMILスペックのフラッグシップモデルがあるようで、値段がまあすごいのでいつもスルーしていました。そして、ちょっと大きめ。
「山⇔街」という動きができるバックパックがあっても楽しいなあということで見つけたのが、「2DAY ASSAULT」というこれもまた大人気のモデル。
ちなみになかなかしっかりした生地だし、壊れにくそうだし、コヨーテって色がたまらん。
正直に言いますと、山と街をシームレスに行き来するなんてまずやらないし、汗と土で汚れるし、そんなボロボロのものもって取引先に行くのもね、、、ということで、基本的には街使いです。あとは出張（旅）。
そう、出張！
旅のお供にしたいな、というものが欲しかったのです。（欲しくなった）
何より、PCスリーブと取り出し口がサイドに付いていて便利。
FRONTは毎回蓋を開けてよいしょよいしょと取り出していたので、このポケットには感動です。
ものが入っていないとしょぼんとしている ぶら下がっているポーチにはRICHOのGR２を
筋金入りの機能本意の男前ブランド
ミステリーランチは、軍隊や救助隊、あらゆる極限状態で使用される前提のものづくりなので、背景そのものが道具としての「機能本位」に魅力を感じました。デザインは好き嫌いあるでしょうしね。
カバンに負けない人間になる、というのは言い過ぎですが、手にするものにそういった背景があると、自分の生き方や考え方にも反映してくれるのではないか、という期待も持っています。まあ、アガりますよね。
そんな気分で旅に出て、好きな道具を使う。
それがなんであれ、ワクワクするのです。
おそらく、仕事は「プロデューサー」という関係上、ジェネラリストという認識が強く、スペシャリストに憧れているからこそ、そういう道具を持つことで気持ちを寄せているのかもしれませんね。いじましい。
こういう話って、対面でするとめんどくさがられるから、こういう場でアウトプットできるのは書いていてとても楽しいです。
ワックスドコットンがたまらない
車を変えた話はまたします。