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好きな場所で、自然な瞬間を。|撮影日誌

先日、友人に
産まれたばかりの小さい女の子と家族を
撮ってほしいということで撮影させてもらいました。

小さい子どもちゃんなので、友人宅にお邪魔して
簡易ではあるものの、
部屋の一角を少しだけ撮影用に変身させて。

友人宅には女の子が2人。
今回産まれた小さな次女と3歳の長女。

旦那さんも、娘ちゃんも
今回わたしとは、はじめまして。

お名前を読んで挨拶するけど
嬉しそうに隠れてしまう可愛いお姉ちゃん。

撮影用に用意したスペースで
小さな女の子を撮った後、
もう1人のお姉ちゃんもおいでと誘う。
はじめは小さな妹と撮るのも緊張した笑顔で、
なかなか自然にはいかないものの
ある程度経った後、
お気に入りのキャラの描かれた入れ物を
大事そうに抱える彼女においでと声かける。

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それも一緒に写そう。
何が入っているの?
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そう聞くと嬉しそうに
中からいろんな色の折り紙を見せてくれる。

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少しわたしが家族とお話をしている間
お姉ちゃんはわたしのパートナー(相棒さん)と
おりがみをしていて少し経ってから
嬉しそうに近づいてくるお姉ちゃんの手には
小さな鶴が。

相棒さんに習って作った鶴は
たくさんの工程を3歳の女の子が
助言をもらいながら自分の力で作った鶴。

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本当に嬉しかったようで、
とっておきの笑顔を見せてくれました。

撮影を終えて帰る時には
本当に残念そうにしょげる姿は
本当に愛おしいなと。

・・・

お家に行ってお話をして、
安心安全な空間で、好きなもののお話をして
そんな家族が一番みている瞬間に
お邪魔して撮影させてもらう。

笑った顔も、拗ねてる顔も、
泣いている顔も。
全部全部愛しい瞬間。

わたしはやっぱり
この自然な瞬間が好きだなぁ。
こんな写真が撮りたいなぁ。
ちゃんと知ろうとして、お話して
仲良くなって、その瞬間が撮りたいなぁと思う。

需要はもちろんないかもしれない。

『自分たちでも撮れる』

そう言われてしまうとそこまでですが、
そのなかでも日常の営みの中の
ふとした瞬間の写真を、
その瞬間を残してほしいと言ってもらえるように
なれたらいいなと思う。

だけど一番は、
わたしはわたしが撮るのじゃなくても
もっと何気ない普段の様子が
たくさん残っていけばいいなと思う。

この瞬間が大切だと。

一番落ち着くその家族の家で、
一番リラックスした状態で、
家族みんながのこる写真を。

そんなことを考える撮影となりました。


2019年に発覚した潰瘍性大腸炎とゆるく付き合っている、見た目はちきん・メンタルありんこHSP気質の元看護師です☺︎今は元より好きだった【言葉と写真】で活動してます。私の発信が誰かの励みになれば嬉しいです。みなさまのサポートは、今後の発信や活動に使わせていただきます。