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自分と向き合うことはじめました(HSPのこと)


昔から、自分のことを話すのが苦手。
話したくないわけでもなくて、嫌なわけでもない。
ただ単純に「どう話したらいいのか」がわからなくて。

「●● は全然自分のこと話さないよね。」と
言われることもよく。

自分のことではない話も
1対1なら話すことができても、
複数人で話すときになんだかひどく緊張して
自分の意見がうまく言えなくて。
大人数の雑談、他愛もない話も苦手で、
何を話したらいいのか、どうしたらいいのか
いつも頭の中でぐるぐる。

人の輪に入っていくのも苦手で、
新しいことは誰かいないとなかなか踏み出せない。

こんなんじゃだめだ、なんとか変えたい!
と ここ数年は自分から興味のあることに
挑戦するよう、自分を奮い立たせて。

やってみたいことや、
頑張ってみたいと思うことには
相棒さんにお尻を叩いてもらったり、
一緒に挑戦してもらったり。


そんな風に見えないと思ってくれていたら
頑張った甲斐があったなと、自分を褒めてあげたい。

そのおかげでたくさんの縁やつながりに出逢えたから。


昨年、本当に色々あって、
今年に入って病気がわかって
本当にちゃんと自分と向き合わないと、
自分が自分じゃなくなる
と思うようになり、

自分を知るために 企業用の性格分析など、
ちゃんと分析結果が出るものを行なうように。
そんな中、書店で一冊の本に出逢うことが。

『敏感すぎて生きづらい人の明日からラクになれる本』という本。
その中で記されている、HSP という気質。

「とても敏感な人」
High Sensitive Person
世の中の5人に1人がHSPと言われています。

敏感すぎるのは、性格のせいじゃない。
生まれつきの気質、生まれ持った心のパターン と。


本を読み進めると、なんだか腑に落ちることばかり。

秒針が気になって、家に時計が置けないことも、
幽体離脱したような、自分がここにいるのかどうかわからなくなっちゃうことも、
マイナス思考やぐるぐる思考をどうしてもやめられなくて、
自分に自信が持てないことも。

なんでわたしはこんなんなんだろうと思っていた数々のこと。

この本を読むと、それが答え合わせかのように
あれ?これ私のことじゃない?なんて。

今まで散々悩んで、いろんな人に
「病院行ったら?」
「考えすぎじゃない?」
「どこ行っても変わらんよ。」
と投げかけられてきた言葉たちが頭から離れず。
普通のようにふるまって、
自分がぽんこつなんじゃないかといつも不安で。

そんな自分がずっとずっと悩んでいたことが
この本に出会って なんだか本当に救われた気が。


まだまだこれからだけど、
これは悪いことなんかじゃなくて
自分を知れた大きな大きな
大事ないっぽ。

そして思った。
この世界に住む、5人に1人がそうであるなら、
きっと同じ想いを抱えている人もいるはず。

口ではうまく話せないけれど、
文字や写真、
わたしが表現できるものに助けてもらって
同じ想いをしている人たちに届けばと。

まだHSPという言葉を知らなくて
苦しんでいる方がいれば届けばいいなと。


少しずつですが、私の経験と、想いとを写真に載せて。
ぽつり、ぽつりと綴っていこう。

ただ、
自分で自分が敏感な人というのは
なんだかどうなんだろう。
これを口に、文字にするのは卑怯なんじゃないかと。

こんなことを書けば、
「なんだそんなこと。」
「逃げてるだけじゃない?」
と言われるかもしれない。


未だ悩む心はあるけれど、
だけどもう、正直に生きたい。
少しずつ前進できるように、
私は自分のことをもっと知って、私のかたちで発信していきたい。

個人が発信できる今だからこそ。

私の発信が
誰かの安心に繋がりますように。



2019年に発覚した潰瘍性大腸炎とゆるく付き合っている、見た目はちきん・メンタルありんこHSP気質の元看護師です☺︎今は元より好きだった【言葉と写真】で活動してます。私の発信が誰かの励みになれば嬉しいです。みなさまのサポートは、今後の発信や活動に使わせていただきます。