成績が伸びない生徒の特徴
お越しいただきありがとうございます。
受験コーディネーターの廣川です。
20回目の投稿です。
今回は、前回の反対である成績が伸びない生徒の特徴を書いていきます。
ちなみに前回の記事を貼りました。宜しければご覧ください。
毎日やって
成績が伸びない生徒の特徴は、毎日やるべきことが出来ない。自分の授業では、『○○日 計算力トレーニング7 確認表 ワーク』といった感じで宿題をその日分ずつ出しています。上に書いた例が、一番少ない宿題バージョンですが、これが出来ないと他の学習に進めないので、なかなか結果は出にくくなります。
宿題にしている計算力トレーニングは、文理(出版社)の計算ドリルのようなもので、すべて入試問題で構成されています。とは言え、基本的な問題ばかりなので、公立高校入試に向けて1年生から使用しています。一回分が11問で15分ほどでやれる難易度(入試の最初の問題レベル)です。
次の確認表は、14回目の記事で書いた教科書や授業を復習するための表です。
こちらも宜しければご覧ください。
この確認表を使って、ワーク(学校で使っている)をやります。やり方も下の記事に書いてあります。
全部で1時間ほどになりますかね。これが出来ていれば、すぐに成果が見えてきます。少なくても、毎日やっていなくても、次回の授業までに宿題を終わらせてくれていれば、必ず結果が出ます。
自分の授業では、せめて計算だけでも毎日やって欲しいと伝えています。自分の指示で確認表を導入する前には、計算がマストの宿題で、それをやった生徒が見る見るうちに変わっていったというのを目の当たりにしていたからです。
やはり整理整頓
そして、次が整理整頓が出来ない生徒です。過保護なのか、性格なのか自分の部屋なのに、自分で掃除もしない生徒がいました。お母さんやおばあちゃんがしてくれると言って、自分ではやりません。そんな生徒は、ある得点圏に入るとピタッと伸びが止まります。
それなので、宿題に『部屋掃除』を入れてみました。すると、次回の授業では部屋が整理整頓されていましたが、「この前のプリントを出して」と言ったら、「あれ? おばあちゃん、どこにしまったんだよ」と漏らしました。やはり自分でやっていなかったようで、保護者の方々に生徒本人にやらせるようにお願いしました。しかし、ずっと甘えてきた習慣は簡単に変えることは難しく、しばらくは机の上が山盛りになっていましたし、成績も伸び悩みました。
その生徒は、3年生の2学期にはそれなりに整理整頓出来るようになって、成績も受験に向けて伸びて行きました。
責任転嫁
もうひとつは、多くのことを自分以外の誰か、何かのせいにする生徒ですね。テストの得点が悪かったら、「良く眠れなかった」「勉強したところが出なかった」「授業では言われなかったのに」など、自分がどうだったか、ではなくて、他の理由でダメだったという生徒、これは伸びませんねえ。
絶対に自分の実力不足、努力不足は置いておいて、他に理由を持っていくのは、次に繋がらないんですよね。受験勉強は、センスや才能ではなく、どれだけ勉強を続けられたかですからね。
そうです。誰でもできるのが、受験勉強ですから、原因は自分の中にあるんです。それがちゃんとわかっている生徒と、そうでない生徒は成績の差として出ます。
観察してみてください。言い訳が多い生徒はある程度までで、伸びは止まります。結果から反省の言葉を出す生徒は大いに可能性を秘めています。ぜひ褒めてください。
みなさんの周りの生徒は、どうですか?
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最後までお読みいただきありがとうございました。