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最善のやり方に問題が出て来た

 お越しいただきありがとうございます。

 受験コーディネーターの廣川です。

 42回目の投稿です。

 今回は、自らの問題点について書きたいと思います。実は、14回目の投稿で書いた『教科書確認表の使い方』に不都合が出て来たので、そこの解決策を出来るだけ詳しく書いていきます。


最善のやり方に問題

 上記の使い方の中で、日々の授業で進んだ教科書のページを書き込み、該当するワークの問題をやるのですが、表に書き込むことは出来ていても、ワークをやることが出来ていないという事例が出てきました。

 そこで、なぜワークをやれないのかを探るために、担当している生徒数人に授業時間に、『教科書確認表』の取り組みを再現(実行)してもらいました。

問題解決

 毎日、学校の授業で五教科がすべてあることはなかなかありませんので、それほど手こずるのには何か理由があるのではないかと、ここ二年ほど熟思していました。それこそ、自分の表が記入しにくいのではないか、学校の授業があまり進まず、しかも教科書を開かずに行われているから・・・など、いろいろと考察しましたが、実際に使っている生徒の動きを見ることが問題解決には一番早いと思い、大事な授業時間で現場の状態を把握する目的でやってみました。

 すると、教科書を見て、学校の授業を思い出してページを書き込み、該当するワークをやることまでは、ほぼ予定通りなのですが、このあとのワークの答え合わせくらいから雲行きが怪しくなります。

 どういう事かと言うと、そこから解説を読むことになるのですが、ここで読書力の不足が効いてきます。つまり、解説に書いてあることの意味が生徒には分からないのです。

 そんなこともあろうかと、教科書の音読をするように指示しているのですが、読書力が不足していると、この音読に思いの外、時間が掛かるんです。だから、音読はやらずに、なんだったら、その前のワークもやらなくなってしまいます。こうなると『教科書確認表』は全く機能しなくなります。

 だから、読書力の不足する生徒には、授業時間に一緒に確認表の記入やワークの学習、併せて解説を読んでから、口頭で説明を追加します。残念ながら、生徒が学校の授業で理解していることはほぼ無く、自分の説明で理解しています。大事な時間を使いますが、学校の授業に期待できない現状では、やむを得ない方法となります。

 塾講師をしていた頃に比べて、より一層、学校の授業で理解している生徒が少ないと感じます。そのせいなのか塾へ通っている生徒が少ない地区では、学力テストの平均点が低くなっています。

個人的見解

 国が求めている学力を得るには、やはり教員の数が少ないし、教員の授業をする力を上げないと、地方と都市部の差は開く一方となるでしょう。そうなれば、子育て世代が地方に行くことは無くなりませんか?

 ここで書くことでは無いかも知れませんが、元議員の個人的見解ですが、子育て世代が選挙にあまりにも行かないので、選挙に行く年寄り向けの政策を取る議員や首長ばかりになっています。そうなると未来を担う子どもたちの環境は整いません。

 お住まいの自治体は、いかがですか?



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最後までお読みいただきありがとうございました。

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