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ぞわぞわする言葉。
「ほくほく窯出し焼き芋」
「とろ〜りチーズのイタリアンチキンソテー」
「ぷりぷり海老のトマトクリームパスタ ふわとろ半熟卵を添えて」…
あぁーーーーーーー!!(悶絶)
もうだめだ。鳥肌が止まらない。
食べ物に関する「擬音語」がどうにも苦手だ。
散々焼き菓子やお酒の記事を書いておいて今更ではあるが。今見返すと、できるだけそう言った表現を避けようとしている自分が感じられる。地上波で食レポしまくってるアナウンサーさんとか本当にすごい。
この仕事をしていると、細かなニュアンスを伝えたり、読む人に「美味しそう!」と思ってもらえるようにするために避けては通れない表現方法ではあるが、こればっかりはこの年になっても克服できない。これからもできる気がしない。
「サクサク」や「カリカリ」、「シャキシャキ」なんかは、まぁまだマシだ。
「とろ〜り」「ふわふわ」「プリプリ」なんてものはもう今字面を見ただけで呻き声が出てしまう。今日は、息子と実家に泊まっているのだが、隣の部屋の母から「どうしたんかね」と今まさに声をかけられてしまうほどに。ごめんママン。
テクスチャが硬めで歯応えがあるものならいいけれど、柔らかめのものの擬音語は特に耳からゾワワワッとする。全身の毛が総毛立つ。
なんで苦手なのかはわからないが、「恥ずかしい」の一言に尽きる。
書き言葉ですらこんなに恥ずかしいのに、耳にしたり口に出すとなればもうダメだ。気にしてないふりをするけれども、内心顔を両手で覆ってしまいたいほどに恥ずかしい。ひゃーーーーっ。
ファミレスなんかで、擬音語が入ったメニューがあれば、「美味しそう」とは思いつつも注文時にそれを店員さんに口にすると考えるだけで注文をためらってしまう。
例えば、最初に挙げたうちの「ぷりぷり海老のトマトクリームパスタ ふわとろ半熟卵を添えて」が食べたかった場合。
私の中に選択肢は二つ。
「食べない」か「擬音語を口に出さないよう注文する」。
どうしても食べたい場合は、「この『海老のトマトクリームパスタの卵のやつ』で…」というだろう。
え。みんなどうしてるの。
普通の顔して「『ぷりぷり海老のトマトクリームパスタ ふわとろ半熟卵を添えて』を、ひとつください」とかって言えるんだろうか。
仕事やnoteの記事作成を通して、少しずつ少しずつ克服していきたい。
ということで。
今回のnoteは数えきれないほどの鳥肌と呻き声と共にお届けしました。
え、絶対いるよね他にもこんな人。