米債務上限問題の解決に向けて 今週立ち回りと今後の見通し
ご無沙汰しております。
FXファンダリストのGOOSEでございます。
投稿が途切れておりましたが、元気にしております^^
6月中旬まで色々と忙しそうなので
投稿はまちまちになるかと思います。
最近はラジオのほうにはまってます(笑)
楽しく配信してますので、よかったら聞いてみてください。
本日は「米債務上限問題」が解決しそうということで、
相場が注視していた材料が解消されるので、
私の思考整理のためにも投稿しております。
結論から言うと、今回の米債務上限問題の解決により
ドル高/ドル安の方向性を決めつけるのはリスクと考えております。
SNS等をみるとドル高意見のほうが多いような気がしますが、
私は懐疑的にみています。
結果的にはドル高になるとは思いますが、
短期的にはややこしい相場を想定しています。
まずドルをにとって最重要は金利や政策方針です。
今回の米債務上限問題も一つのネタでしかないと考えています。
一旦視野広く考えたほうがわかりやすいので
現状整理することにします。
米金利見通し
ここ最近の米指標(雇用統計、GDP、CPI、PCEなど)より
先月は据え置きと予測されていた6月FOMCについて、
現在6月利上げ予測は
Fedwatchで60%強となっております。
FOMC直前のCPIが重要にはなるので判断は時期尚早ですが、
インフレに加え、FEDメンバー発言などもあり、
6月利上げは十分あり得ることから金利高ドル高となっております。
国債市場
金利高になると国債は売られますので
現在国債が売られているのは不自然ではないですが
今後金利水準は据え置きか緩やかな上昇であることから
今年は国債の買い場であると推測しております。
しかし米国債上限問題が浮上している状況で、
米国債が買われにくい状況となっております。
米経済はいまのところ堅調ですが、
欧州経済のリセッション懸念や経済成長見通しの悪さから
まだ国債が売られるほどリスクオンではないと考えています。
よって今回の米国債上限問題が解決すると
国債の買戻し⇒金利低下の圧力がかかることから
短期的にはドル安になる可能性もあると考えております。
相場相関
ここ最近はインフレ金利高や米債務上限問題より
米株がなかなか上がりづらい状況が続いておりました。
今回の米債務上限問題が解決すると
リスクオンになって株は多少買われます。
サンデーダウも久しぶりに反応していますね。
現在リスクオン円安の相関もあるので、
ドル円にとっては上昇材料となります。
今週立ち回り
私は色々考えてみて、
結局はシンプルに考えるのですが、
今回はドル高/ドル安の判断はしないことにします。
上記の金利見通し、国債市場、相場相関のほかに
今週は月曜米相場休み、月末であることより
実需も含めるとややこしい相場になりそうです。
つまり6月のCPI/FOMCまではドル高目線ですが、
明日や今週と短期的にはドル安になっても
おかしくはないと想定しています。
今週、特に月曜は「ドル方向性はわからない」という結論になりました。
今回の記事は、米債務上限問題の解決での
短期的なドル安リスクもあるので
注意喚起的な意味合いになります。
私の具体的な戦略シナリオは、
月末フロー、リスクオンでの欧州通貨買いや
下がってきたドル円を買うなど、いくつか想定しております。
どんな相場になろうとも資金管理は怠らないようにしましょう^^
今後の見通し
金利ネタ>米債務上限問題と考えていますので
多少リスクオンになったとしても今は限定的と考えています。
今は金利高株安ですので、
金利見通しが織り込まれないと
リスクオンは続きにくいと考えています。
とりあえずは6月金利に注目です。
それ以降はあま考えても~とはおもっていますが、
今年中は株高、ネタが出れば株安でレンジになる想定です。
今回もご精読頂き
誠に有難う御座いました😄
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