【ドル円150円突破/日経最高高値へ/介入はあるのか】2月12日週振り返りと2月19日週シナリオ戦略② 2024年vol7-2
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↓ #025 新NISAについて
この記事は後編となってございますので、
前編もご覧いただけますと、わかりやすいと思います。
前半パートでは米国経済についてお話ししましたが、次に日本経済について触れ、日米状況踏まえてドル円について、最後に2月19日週のシナリオ戦略について解説します。
日本経済
日本は一貫して”デフレからの脱却”を課題とし、円安の力を借りつつ、世界的なインフレに追随するようにインフレしている状況です。しかし未だ基調的なインフレ達成とはいかず、加えてインフレ達成後の日本金利動向にも着目が集まっています。
隔週シナリオですので、簡単な解説とはなりますが、別記事にて日本経済の今後については取り上げる予定です。今のところこちらの記事で日本経済については触れていますので、初めての方は参考ください。
日銀・政府関係者コメント
ドル円は米金利高や日本の緩和的スタンスによって150円を超え、前回為替介入を行った152円が意識されるとともに、日銀や政府関係者らも為替に関する発言も増えてきました。今後のドル円の推移にも影響することですので、取り上げていきます。
植田総裁が国会にて発言する機会がありましたが、改めて「マイナス金利解除したとしても緩和的措置は続く」と発言しました。日本のインフレ具合をみても、名目は上昇していますが、実質的なインフレには遠く、先日発表された経済成長の見通しもまちまちです。
日本はインバウンドや輸出企業で稼ぐことを進めているので、継続して緩和的かつ円安を続けていくものと思われます。150円を抜ける前から植田総裁や副総裁は緩和的措置の維持を表明していましたので、相場にとってサプライズ感はなく、日銀も今の水準を危機的だと認識しているとは思えません。
とはいえ、行き過ぎた円安には牽制をしてきており、神田財務官・鈴木財務相・林官房長官は「必要があれば適切に対応」「高い緊張感を持って注視」「為替の急激な変動は望ましくない」と発言しております。いわゆる口先介入と言われるものですが、相場も慣れているのかあまり反応していません。
これまでの為替介入経験からも、実為替介入は152円を超えてからだと想定していますし、相場の反応もそれに近くなるのではないでしょうか。為替介入を踏まえたトレードをするにしても、リスクリワードの観点から152を超えてからドル円を売るほうが良いと考えています。
また年内のドル円推移として、米金利の高止まりや日本のマイナス金利解除、口先・実為替介入を駆使して、ドル円140付近の推移を誘導したいものと想定しています。
日本株
日本株は過去最高高値の38951円をとらえており、ここを抜けるのはほぼ確実ではないかと思います。デフレ脱却に加え、引き続く緩和的措置によって、素晴らしい上昇です。
短期的には高値更新後の利確等の動きで激しく上下することも想定されます。米国株との相関もありますが、引き続き日本株は底堅く推移するものと思われますので、投機的かつ短期的な動きには振り回されず、落ち着いたところで押し目を狙っていけばよいと思います。
ドイツに名目GDP抜かれ、4位になったことが報道されておりましたが、個人的には承知の事実であり、株価への影響もなく、日本政府もそれを見越した政策をとっていると思います。
ドル円
米金利の上昇や日銀の緩和維持発言はあったにも関わらず、週足は2円程度の上昇にとどまっております。とはいえ、年初来10円、今月も5円の上昇ではありますので、円安はかなり進行しています。
さらに直近の日米金利動向やテクニカル的にもみても、ドル円下落を連想させる材料は乏しくなっております。
介入や利確等の一時ドル円下落の動きも想定されますが、引き続きドル円は押し目買いが優勢になるでしょう。
2月19日週のシナリオ戦略
まず初めに2月19日(月)はWashington's Birthdayにより休場です。
その他材料を見ても2月21日夜中にFOMC議事要旨や、各FRBメンバー発言(アトランタ連銀ボスティック総裁、ボウマンFRB理事、ジェファーソンFRB副議長、フィラデルフィア連銀ハーカー総裁、クックFRB理事、ミネアポリス連銀カシュカリ総裁、ウォラーFRB理事など)が予定されていますが、米金利が下落する要因にはなりづらいことが想定されます。
タカ的・ハト的発言により米金利はじめとして相場が上下する時間帯があっても大きく変動するとは思えませんので、基本はドル買いの方向性でトレードが良いでしょう。米金利安の方向はテクニカルでしっかり引き付けることを心がけます。
ただしドル円に関しては、152円を目指す動きや近づいたときに日本政府日銀関連者のコメント、利確含めた投機的な動きが想定されますので、少し荒れるかもしれません。AIも反応すると瞬時に1円以上の動きがありますので、大きな変動にも材料把握し、冷静なトレードをします。ここら辺の細かいサポートはできる限りオプチャで出来ればと思います。
株式に関して気になることは、Fear &Greed Indexが高水準に来ていることです。これ以上の買い材料も乏しいのもあり、FRBメンバー発言や米PMIによってさらなる金利高が懸念されれば、多少の調整があるかもとの想定はしておきます。細かいニュアンスはあまり気にしなくてよいですが、現状は底堅いので、高値更新のハードルが高く、レンジになるようなイメージでいます。
あまりボラがなくつまらない相場になるかもしれませんが、それに合わせたトレード戦略が持続した利益につながります。大きな値幅には期待せずに、短期的なテクニカルも交えたトレードを行っていきましょう。
長い記事にもかかわらずご精読いただき有難うございました。
今後とも何卒宜しくお願い申し上げます。
(2月12日はgooseの誕生日、28歳になりました)
今回もご精読頂き
誠に有難う御座いました😄
上記のシナリオを元に、
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