小学校の先生もたいへんだね②(第4学年水泳指導 第1時)
前回の続き、事前にここまで計画を立案する。
これは義務ではない。
もっと簡単な計画を立てる教師もいるし、
このようなことを数年間継続し、通過している教師なら
計画も立てないで授業にのぞむことができるようになる。
4年生水泳指導 第1時
ねらい
〇児童の実態を把握する。
○水泳指導時の決まりを知らせ,安全に楽しく学習を行えるようにさせる。
準備
〇笛 〇プールの鍵 〇水着 〇児童名簿 〇ペン 〇体育部より出たプリント
方法
①着替え
②乗車
③移動
④下車
⑤準備
⑥準備運動
⑦シャワー
⑧入水
⑨水慣れ
⑩自由時間
⑪水に潜る指導
⑫浮く指導
⑬伸びの指導
⑭実態把握
⑮整理運動
⑯シャワー、
⑰着替え
⑱乗車
⑲移動
⑳下車
展開
①着替え
8時10分より、男女1,2組にわかれて
時間を指定し、素早く着替えさせる。
着替える前に、着替えた後の行動まで指示しておく
→靴下は持っていかない。机の中に。
→持っていく物は、一つにまとめておく
②乗車
挨拶を忘れずに。
③移動
④下車
挨拶を忘れずに、
⑤準備
男子は荷物を小プール側へ。女子はトイレ側へ置くようにする。荷物を置いたら、プールサイド(2組は川側)に一列で並ぶ。
⑥準備運動
教師主導で行う
・軽く跳躍 ・伸び ・手首足首をほぐす ・肩回し ・座って足首をしっかりほぐす ・深呼吸
バディの確認
⑦シャワー
1つのシャワーを使って指導。4人ずつ
帽子を取って頭から足の先、水着の中まできれいに洗う。
⑧入水
プールサイドへ座る
「1、2、3」の合図で、ゆっくり浸かる。騒いだらやり直し。
⑨水慣れ
歩く、首まで浸かって歩く、逆に歩く、バディ確認
2人組で一人が肩につかまって移動(浮力を体感)、2人組でラッコ(浮力を体感)
⑩自由時間
※1組をT1教師(自分)が指導(⑦⑧⑨)1組が終了後⑪~
⑪「水に潜る」指導
1組は駐車場側へ。2組は川側へ
バディ確認
先と後を決める。
どれだけ潜れるかに挑戦
・教師が数を数える。どれだけ潜れるかをバディに見てもらう。
・苦手な人は、プールサイドに手をかけて、何処まで潜れるかに挑戦する。
「口まで」「まで」「日まで」「眉毛まで」「おでこまで」「頭の天辺まで」
長く潜れた子を褒める,頑張りを褒める。
⑫「浮く」指導
教師が「ふし浮き」を試技する
・力を抜いて、おへそを見る
バディで「ふし浮き」に挑戦させる(先と後を決めて、見合う)。
⑬「け伸び」の指導
1組は駐車場側の壁へ。2組は川側の壁へ
「1の型」~「4の型」まで教師が説明。その後、試技する。
「け伸びをさせる(1~4の号令に合わせて)
徹底できるまで3~4回挑戦させる
個別に評定する
・4名ずつ(2組をT1が評定。1組をT2が評定)
「よし」と言われた子は、プールサイドへ上がる
⑭実態把握
〇説明
・できることをやる(け伸びでもよし)
今回は最大25m
教師は、実態を把握 名簿にチェック
※実態把握後、時間があれば、全体でゲームを行う
クラス対抗で宝探し など
⑮整理運動
時間がない場合には、水に浸かったまま行う。
四肢をほぐし、呼吸を整える運動 など
※1組はこの間、自由時間。時間調整のため。
⑯シャワー
⑰着替え
⑱乗車
⑲移動
⑳下車
教室に戻ってから、教師の説明をうけた後、学習カード記入。